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2020年2月26日
DNP、「リアテンダント」倉敷市の全小中学校で4月から本格運用開始
大日本印刷(DNP)は、学習支援プラットフォーム「リアテンダント」を、倉敷市の全市立小中学校で4月から本格運用開始する。
同社では、教員の働き方改革を実現するとともに、児童生徒一人ひとりに応じた学びと指導を支援する学習支援プラットフォーム「リアテンダント」を、全国の自治体や学校に提供している。
そのなかで岡山県倉敷市では、全市立小中学校90校を対象としてリアテンダントの本格運用を4月から開始する。教員の長時間労働の一因となっている紙の帳票(アンケートや出欠簿など)の集計・入力業務をリアテンダントで効率化し、統合型校務システムへのデータ登録を自動化して、教員の業務負担を軽減する。
倉敷市では、学校現場で簡単にアンケート集計ができるリアテンダント(自治体導入版)について、2017年にモデル校での実証評価を行い、2019年に採用を決定、2020年度からの本格運用開始となった。
モデル校での「学校評価アンケート」の実証事例では、従来18人の教員が1カ月かけて行っていた集計作業を1人の教員が1週間で完了した実績が出ており、市内全校での本格運用においても業務時間を大幅に削減する効果が期待されている。またアンケートに加え、統合型校務システムとリアテンダントを連動させ、同市の小中学校約4万人の児童生徒の毎朝の出欠データを自動集計し、校務システムに自動的に登録して業務効率化を実現する。
今後は統合型校務支援システムの導入に際し、日々の形成・総括テストの採点結果データ(スタディ・ログ)を校務システムへ連携し、成績処理業務の効率化を目指すとともに、児童生徒の変容をタイムリーに把握できる環境整備に取り組んでいく。
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