2020年2月26日
N高、新型コロナウイルス感染拡大を受け卒業式をネット参加のみに変更
角川ドワンゴ学園 N高等学校(N高)は、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、3月18日に予定していた「令和元年度 N高卒業式」をオンラインのみで行うことに決定した。また、2月25日~2月28日の4日間を自宅からオンラインでの登校に切り替えている。
卒業式は、全国から卒業生、保護者、教職員ら1000人以上の参加が見込まれていたが、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、会場での参加ではなく、オンラインでの参加のみに切り替えた。
現時点では、各キャンパス通学コースの出席を停止しなければならない事象は起きていないが、今後も感染が拡大し登校しての授業の実施が難しくなる可能性を鑑み、通学コースの生徒の登校を中止し、授業をオンラインで自宅から受けられるようにする試みを開始した。
実施期間については、状況により期間を延長する可能性があるが、引き続き情報収集に努め、適切な対応を講じていくとしている。
N高は、インターネットと通信制高校の制度を活用した「ネットの高校」として2016年4月に開校。高校卒業資格取得のためのレポート学習からホームルーム、部活などの学校生活までオンラインで完結できる「ネットコース」と、アクティブラーニングやプロジェクト学習を特徴とした「通学コース」を設けている。
今回対象となる通学コースは2017年4月に開校し、最先端のIT技術を駆使した実践型の授業・体験を通して、生徒の「創造力」を育むことを目的としている。現在、仙台、代々木、御茶ノ水、横浜、大宮、立川、千葉、柏、名古屋、心斎橋、江坂、京都、福岡の13キャンパスを全国で展開している。
関連URL
最新ニュース
- iTeachers TV Vol.436 千葉県立市川工業高校 片岡伸一 先生(後編)を公開(2024年12月11日)
- 山梨県、2025年度から25人学級を小学校5年生に拡大、26年度には全学年に導入(2024年12月11日)
- GUGA、大阪府と「求職者等へのDX(IT)に関するスキル等の習得を通じた持続可能な就職支援モデルに関する協定」を締結(2024年12月11日)
- 指導要録の「行動の記録」、教職員の96%が「明快な評価ができていない」と回答 =School Voice Project調べ=(2024年12月11日)
- 仕事をしている母親の子どもの方が希望の中学校に合格している =ひまわり教育研究センター調べ=(2024年12月11日)
- LINEヤフー、「Yahoo!検索」で検索結果面に小学校で習う漢字の書き順動画を掲出(2024年12月11日)
- カラダノート、「ママ・パパが選ぶ今年の漢字ランキング」を発表(2024年12月11日)
- 大学就学を支援する返済不要の給付型奨学金「金子・森育英奨学基金」 総額260万円への増額(2024年12月11日)
- ノーコード総合研究所、大阪府立吹田東高校で「ノーコード開発研修」を実施(2024年12月11日)
- Musio ESAT-J通信教育、世田谷区立太子堂中学校と実証実験を実施(2024年12月11日)