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2020年3月4日

NTT Com×レノボ、「GIGAスクールパック」申込受付を開始

発表会見風景

「GIGAスクールパック」

NTTコミュニケーションズ(NTT Com)とレノボ・ジャパン(レノボ)は3日、「児童生徒1人1台コンピュータ」の実現に向けた「GIGAスクール構想」をサポートする小中学生の学習向けパソコンと、クラウド型教育プラットフォーム「まなびポケット」、端末管理ツールをパッケージ化した「GIGAスクールパック」を共同で開発し、申込受付を開始した。価格は1台4万4990円(税込)。端末補助4万5000円に収まる価格だ。

GIGAスクール構想により、「児童生徒1人1台コンピュータ」の環境整備が大きく前進し、これにより「多様な子供たちを誰一人取り残すことのない公正に個別最適化された学びや創造性を育む学びを実現する」など、さまざまな効果が期待されている。

その一方で、授業形態の見直しや、情報機器の適切な取り扱いなど、教育現場でICTを利活用するための十分なサポートが課題となるが、NTT Comはこれまでも、学校のICTインフラ整備などのソリューションや、クラウド型教育プラットフォーム「まなびポケット」の提供を行ってきた。学校以外からもアクセスできる為、学校に行くことが難しい児童が、自宅から朝会に参加するなど、多様な学び方にも対応し、成果を上げているという。
また、レノボは高校生以下の教育機関向けPCの世界シェア1位の実績を持ち、豊富な教育向け端末をラインナップするとともに、「GIGAスクール構想の実現 標準仕様書」に対応した端末をいち早く提供している。

今後両社は、全国の小中学校への「GIGAスクールパック」の提供を通じ、教育現場におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)に取り組んでいく。例えば、教育現場から得られる生徒の学習データや校務データなどを安心安全に活用し、個々の生徒に適した学習環境を提供するなど、教育領域における新たな価値創造を進めていく。

端末はLenovo IdeaPad D330 (Windows 10)、またはLenovo 300e Chromebook 2ndGen、その中にクラウド型教育プラットフォームとして「まなびポケット」、「端末管理ツール」、特別学習コンテンツとして、東京書籍が提供する学校用プログラミング教材「みんなでプログラミング」(2020年8月より順次提供)、アドビが提供するクリエイティブツール「Adobe Spark(アドビ スパーク)」がパッケージ化されている。

端末自体はもちろん頑丈に作られているが、昨今の子供たちのタブレット慣れが考慮され、文教用とは思えないほどスマートに作られている。

申込・問い合わせ先
giga-school@ntt.com

関連URL

レノボ・ジャパン

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