- トップ
- 企業・教材・サービス
- 増進堂・受験研究社ほか2社、タブレット持ち帰り学習時の動向を実証実験
2020年3月26日
増進堂・受験研究社ほか2社、タブレット持ち帰り学習時の動向を実証実験
増進堂・受験研究社は、LTE-XならびにFUTURE VALUES INTELLIGENCEと共同で、長期休暇中の「タブレット持ち帰り学習」時の学習者の動向について実証事業を実施した。
長期休暇時に小学生にオンライン学習教材が入ったタブレットを各家庭へ持ち帰ってもらい、教員の管理下にない児童の家庭学習の取り組みについて学習行動を分析した。今回の実証事業には、墨田区立第二寺島小学校が協力した。
第1期(冬休みを含む2週間)と第2期(始業式後の3学期の2週間)に分け、各期参加者ともに、事前・事後に同一項目で学習姿勢・学習意識についてのアンケート調査を実施した。また、持ち帰り用タブレットに用意した教科・単元に準拠した小テストを事前・事後に実施した。
その結果、宿題としてノルマにされていない家庭学習用オンライン教材への取り組みによって、自己マネジメント力の差が明らかとなったという。今後は、マネジメント力を基軸に、マネジメント力がまだ伴わない学習者への支援をどのように行うか、どのような環境が必要かを明確にすることが課題だとしている。
また今回は時期を2つに分けたことで、純粋に復習に取り組めた第1期と、新しい勉強をしつつ復習するという第2期とで、マネジメントの方向性が異なった。第2期に対して、新しい単元の「定着」に関する出題をした場合にどのような結果になるのかも検証しなければならないとしている
実証事業内容および分析結果の詳細については、今後、学術学会もしくは教育実践研究・報告の場で公表を予定している。
関連URL
最新ニュース
- 漢検協会とベネッセ、初コラボ 進研ゼミ会員の小・中学生が選ぶ「今年の漢字」(2024年12月13日)
- AI型ドリル搭載教材「ラインズeライブラリアドバンス」が「高知家まなびばこ」とデータ連携開始(2024年12月13日)
- コドモン、広島県三原市の保育所等13施設にICTサービス「CoDMON」導入(2024年12月13日)
- 陸前高田市、返済不要の給付型奨学金事業の資金調達で1600万円の目標金額達成(2024年12月13日)
- ライフイズテック、中高生向け「ライフイズテック スプリングキャンプ2025」春休み開催(2024年12月13日)
- サイバー大学、「Times Higher Education Online Learning Rankings 2024」でブロンズ評価を獲得(2024年12月13日)
- プログラミングスクール受講生で最も多い年代は20代、平均年齢は33.8歳=「 CloudInt」調べ=(2024年12月13日)
- 不登校・行き渋りの子どもがいる親1000名へのアンケート調査 =サイボウズ ソーシャルデザインラボ調べ=(2024年12月13日)
- 大阪大学、デジタル学生証・教職員証の提供を2025年1月にスタート(2024年12月13日)
- 「デジタルハリウッドSTUDIO」STUDIO渋谷、AIクリエイティブデザイン講座を開講(2024年12月13日)