2020年4月30日
デル テクノロジーズ、子ども向けパソコンの所有と利用動向に関する調査結果を発表
デル テクノロジーズは28日、4月に実施した全国の小・中学生を持つ家庭を対象とした子ども向けパソコンの所有と利用動向に関する調査結果を発表した。
小中学校において1人1台の学習用パソコンなどの整備を目指す文部科学省によるGIGAスクール構想やプログラミングをはじめとしたSTEM教育、英語学習など、幼少期からグローバルな人材を育てるためのパソコンを用いた教育への注目が高まっている。自宅でもパソコンを使用する機会が増えることが見込まれることから、デルはその動向を明らかにするためインターネット調査を実施した。
その結果、3割を超える家庭では子ども専用のパソコンを所有し、1年以内にパソコンを購入するとの回答が6割を超えるなど、子ども専用のパソコンのニーズがますます高まっていることが判明した。また、子ども専用のパソコンを購入した意図として、教育上のメリットを挙げる回答者が約8割に達し、その意識の高さが明らかになった。
自宅におけるパソコンの使用時間は、「1時間程度」が最も多く53%、次に多かったのが「2~3時間程度」で28%。
購入予定のパソコンのタイプについては、ノートパソコンが61%、次いでタブレット(19%)、オールインワン/デスクトップ(16%)となった。
購入した、または購入予定のパソコンの価格帯は、「5万円~9万円未満」が最も多く38%だった。次に多かったのが「5万円未満」の32%で、比較的安価な価格帯のパソコンを選ぶ人が多かった。
パソコンの購入に際して心配する(した)こととして、パソコン本体の費用(57%)、子どもの健康への影響(46%)、初期設定やネットワークなどの設定(30%)が理由として挙げられた。
今後の学校でのパソコン教育で期待することを尋ねたところ、「遠隔授業」との回答が58%、「プログラミング」が57%、「基本的な使い方」が54%だった。一方、子供の学齢でみると、小学校低学年(1年生~3年生)ではプログラミングとの回答が69%、小学校高学年(4年生~6年生)が61%と他の選択肢より多い結果となった。
この調査は、全国の小学生、中学生の子供を持つ男女1035人を対象に、4月14日~15日にかけて、インターネットリサーチで実施された。
関連URL
最新ニュース
- ICT CONNECT 21、「オンライン学習の取組み」に関する無料セミナー開催(2021年1月22日)
- 大分県教委、高校生向け「STEAMフェスタ」を31日にオンライン開催(2021年1月22日)
- 小学生5割・中高生8割が資格保有、人気は英検・漢検 =栄光ゼミナール調べ=(2021年1月22日)
- 国際交流基金日本語基礎テスト(JFT-Basic)が3月から日本国内でも実施開始(2021年1月22日)
- 「オンライン健康相談」サービスを提供するWelcome to talkがブログを開始(2021年1月22日)
- 経済的困難などを抱えた10代に「プログラミングキャンプ」の無料参加枠を提供(2021年1月22日)
- プロキッズ、プログラミング学習支援サイト「Code Land」リリース(2021年1月22日)
- Crono、プログラミングスクールの「TechAcademy」と提携し奨学生制度を開始(2021年1月22日)
- グローバルキャスト、自宅で受講できるオンライン専用の『バレッドリモート教室』を開校(2021年1月22日)
- 金沢工業大、高校教員ら対象の「数理工教育セミナー」2月27日オンライン開催(2021年1月22日)