- トップ
- 企業・教材・サービス
- Basset、学術機関対象に「ダークウェブ情報」のデータベースを開放
2020年5月1日
Basset、学術機関対象に「ダークウェブ情報」のデータベースを開放
Bassetは30日、学術機関を対象に、ダークウェブなどに関するデータベースへの研究活用目的でのアクセスを一定条件の下で開放すると発表した。
同社は、AML/CFT(資金洗浄・テロ資金供与への対策)を目的にして暗号資産交換業に対して分析情報を提供。マネーロンダリングなどの兆候がある取引について、アラートを提供する仕組みを構築している。
これを実現するのが、OSINT(オープン・ソース・インテリジェンス)と呼ばれる、公開情報をもとにした調査手法。同社は、OSINTを効率的に行うため、インターネットやダークウェブ上の情報を常時、広く収集する体制を整えている。
今回、特定の研究利用目的に限り、同社が収集して整理したデータベースをもとにした「情報の連携」を行うことにした。
データ提供については、学術研究機関からの申し込みを受領後、随時、利用目的の適正性や、情報の安全な取り扱い態勢、同社が保持するデータベースと研究目的との方向性が合致するかなどの観点でヒアリング実施。
その上で、提供が可能と判断した場合は、当該の研究プロジェクトを実施している間、同社が用意する専用のデータアクセスAPIを開放する。
なお、同データの提供にあたっては、情報・知的財産権の取り扱いなどに関して、一定の条件が課される。
今回のデータ連携は、データ処理の実習などの教育利用、暗号資産の種別ごとの利用者の変化や直近動向の調査、暗号資産の値動きとフェイクニュースなどのディスインフォメーションとの相関分析、などの研究課題に活用できる。
関連URL
最新ニュース
- LINEヤフーとキラメックス、⾹川県と連携し県内のデータ・AI⼈材育成を⽀援(2024年4月26日)
- アデコ、「エンジニア・プログラマー」が初めて中学生男子が選ぶ「将来就きたい職業」の1位に(2024年4月26日)
- 小中学校のFAX、教諭の86%が月に1回以上利用するも、過半数が廃止に賛成 =アドビ調べ=(2024年4月26日)
- リスキリング理解度は高まるが社会人の約4割は学習意欲なし =ベネッセ調べ=(2024年4月26日)
- じゅけラボ予備校、「難関私立大vsその他私立大」現役合格者の勉強時間比較(2024年4月26日)
- 昇給を実施する企業は「魅力を感じる」の回答が9割超 =学情調べ =(2024年4月26日)
- 滋賀県立大学と山田進太郎D&I財団、中高生女子のSTEM人材育成に向け連携協定を締結(2024年4月26日)
- WHITE、日本経済大学と「教育革新パートナーシップ契約」を締結(2024年4月26日)
- みんがく、文京区立第九中学校にて全校生徒・教職員に向け「生成AIリテラシー講座」開催(2024年4月26日)
- ShoPro、世田谷区立小で「探究学習プログラムコンテンツ」使用した授業実施(2024年4月26日)