2020年5月19日
新型コロナと一斉休校、学校連絡網の需要は2倍に =イオレ調べ=
イオレは18日、同社が運営する連絡網サービス「らくらく連絡網」の利用状況を分析し、新型コロナウイルスに関する政府からの発表と学校の反応について調査した結果を発表した。
それによると、2月27日の臨時休校の要請から休校後はじめての日曜日となった3月8日にかけての連絡網の利用人数は、昨年同時期と比較して最大228%増、平均142%増となった。臨時休校により学校と保護者間の連絡手段としての需要が高まったと思われる。
3月20日~28日にかけての休校要請の一部解除と新学期の学校再開の見直しの前後における連絡網の利用人数は、昨年同時期と比較して最大182%増、平均138%増となり、休校をめぐる一連の発表の最中にあって連絡手段としての需要が高かったことが窺われる。
しかしながら、例年3月末から4月上旬の入学・進級シーズンには連絡網の利用者数が増加するのに対し、今年は入学式や新学期の遅れから昨年を下回る増加数となった。特に緊急事態宣言発令後の4月8日~4月20日にかけては、昨年同時期と比較して平均62.9%にとどまっている。
同社では、一部地域を除いた緊急事態宣言の解除や学校再開ガイドラインの提示など、学校再開に向けての動きが注目されるなか、「withコロナ」から「afterコロナ」における学校の状況について引き続き注目していきたいとしている。
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