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2020年5月23日

テクマトリックス、軽井沢風越学園に学びの個別化を実現する「typhoon」を導入

テクマトリックスは21日、軽井沢風越学園向けに、「新しい形のコミュニケーション・プ ラットフォーム」を新規開発~導入したと発表した。

軽井沢風越学園の外観

軽井沢風越学園は、軽井沢風越幼稚園および義務教育学校の全 12 学年からなる学校。4 月の開園・開校時には、194人の子ども(幼稚園年少〜年長まで 48人、1〜7年生まで146 任)が在籍し、41人の教職員(スタッフ)が子どもたちとの学校生活をスタートさせている。

新型コロナウイルスの感染拡大防止に伴い、開園・開校翌日からオンラインでの取り組みを行っている。6月1日からの開校を目指し、11日から分散登校を開始。

4月1日に、同学園の「コミュニケーションの土台」となるべく「typhoon」(タイフーン)というシステムがリリースされた。

同システムは、子どもを中心に、活動やイベントなど子どもが体験するあらゆるタッチポイントを統合的に管理し、スチューデントジャーニーを可視化するとともに、その情報を子ども・スタッフ・保護者が最大限に有効活用できる「統合コミュニケーション・プラットフォーム+校務支援システム」。

子ども自身が同システムで自分の学習計画や学びのふりかえり・記録をとり、スタッフおよび保護者がそれに伴走することで、学びの個別化をサポート。コミュニケーション機能を通じて、スタッフと子ども、異学年の子ども同士、スタッフと保護者および保護者同士の相互コミュニケーションが可能となっているという。もちろん、出席管理や保健関係・時数管理などの校務支援の機能を有している。

自由に登校できない状況のなか、同システムは子どもたちとスタッフ、さらには保護者をつなぐツールとして一気に利用が進んだ。例えば<チャンネル>と呼ばれるチャット形式のメッセージ送受信機能を利用して、担当スタッフと子どもたちの間での自己紹介が行われたり、保護者とスタッフの間での連絡事項や、在宅での学習の進め方に関する相談が行われている。この<チャンネル>画面への投稿は、4月のシステム利用開始からの1カ月で、6200件を超えたという。

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