2020年5月25日
カスペルスキー、教育や行政関連のWebリソースへの攻撃数が3倍に増加
カスペルスキーは22日、「Kasperskyサイバー脅威調査:2020年第1四半期のDDoS攻撃」を発表した。
同社の調査チームは、今年第1四半期(1~3月)のDDoS攻撃に関する調査結果を公開した。それによると、この期間にサービスを妨害するDDoS攻撃は増加傾向にあり、医療、デリバリーサービス、教育関連、行政機関やオンラインゲームなどのWebリソースへの攻撃が見られた。
その理由としては、新型コロナウイルスの流行によって人々が外出できずに自宅におり、オンラインサービスへの依存度が非常に高まっている現状を、サイバー攻撃者が悪用していることが考えられる。
第1四半期にはDDoS攻撃の総数が増加した。同期間中、Kaspersky DDoS Protectionが検知およびブロックした攻撃数は2019年第4四半期(10~12月)の2倍となり、2019年第1四半期と比較して80%増加した。攻撃時間の平均も延びており、前年同期比で25%長くなった。
また、教育関連のリソースや行政機関の公式サイトへの攻撃の増加が顕著であることも明らかになり、これらのリソースに対する攻撃は前年同期の3倍となった。さらに第1四半期の全DDoS攻撃のうち19%を占めた。多くの学校や大学がオンラインで授業を開始していること、人々が新型コロナウイルスやその対策など、インターネットで精度の高い情報を求めて公式の情報源に当たることを見込んで攻撃を仕掛けている可能性があると見られる。
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