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2020年5月27日

三省堂の英語教科書、AI教材「abceed」と連携して学校現場での展開を開始

三省堂は26日、Globee社が運営するAI英語教材「abceed(エービーシード)」に、三省堂が発行する教科書・教材・辞書を対応させ、5月以降に、全国の中学校、高校への導入を開始すると発表した。

三省堂は、AIを活用した発信型の英語学習アプリ開発に実績があり、学習ログを活用した「個別最適化学習」に強みを持つGlobee社と業務提携することで、文科省が推進する「GIGAスクール構想」にも対応する、新時代の学習ソリューションを提供する。

三省堂は、高校生向け英語教科書「CROWN(クラウン)」、中学生向け英語教科書「NEW CROWN(ニュークラウン)」や英語辞書「ウィズダム英和辞典・和英辞典」などを展開しており、今回の業務提携では、これらの教科書・教材・辞書に対応した学習用の「abceed」と指導用の「abceed for school」を用いて、新たに学校市場への導入を目指す。

今回の業務提携で、「abceed」を導入した学校の生徒はスマホ・タブレット・WEBから「abceed」アプリを通して、三省堂の教科書・教材・辞書を学校でも家庭でも利用することができ、個別最適化に対応した自主学習ができるようになる。

また、反転学習プラットフォーム「abceed for school」に関しては、今回の業務提携で、教師は「abceed for school」を通して、教科書と連携したワークブックからReading・Listning・Writing・Speakingの4技能に対応した宿題を配信でき、宿題の採点・集計をワンストップで行えるようになる。

今回の業務提携の本格展開開始は、5月以降を予定している。

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「abceed」

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