2020年5月27日
ユニセフ、学校再開で「国連子どもの権利委員会」が全国の学校などにメッセージ
日本ユニセフ協会は26日、新型コロナウイルスによる休校からの学校再開にあたって、全国の教育委員会や学校宛てに、「国連子どもの権利委員会」委員の大谷美紀子弁護士からのメッセージを届けると発表した。
大谷氏のメッセージには、再開後の学校で、子どもたちにとって一番大事なこと(学習や健康、遊び、安全、心のケアなど)が何よりも重視されること、様々な課題の解決について子どもたちの意見を聴いて一緒に考えること。
そして、差別や偏見に関して話し合う時間の大切さ、暴力や虐待など心配な兆候に注意することなど、「コロナ休校」で大きな影響を受けてきた子どもたちに対応する際の、子どもの権利の観点からのポイントがまとめられている。
このメッセージは、同協会ウェブサイトで公開するとともに、全国すべての都道府県と一部の政令指定都市の教育委員会、全国約1万2000校の小・中・高校に、メールで知らせる。
また、メッセージに合わせ、ユニセフがこれまでに発表してきた、学校再開のためのガイドライン、正しい手洗いに関する情報、虐待やネット上のリスクから子どもを守るための指針、差別・偏見に関するガイドライン、メンタルヘルスに関するヒントなど、新型コロナウイルスに関連する様々な情報も届けられる。
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