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2020年6月6日
ミュージアム展示ガイドアプリ「ポケット学芸員」が紙の博物館に導入
早稲田システム開発は4日、スマートフォンを利用して展示解説などを楽しめるミュージアム向け無料ガイドアプリ「ポケット学芸員」のサービスが、紙の博物館(東京都北区)に導入されたと発表した。
同博物館では、6月に創立70周年を迎えることを機に常設展の展示リニューアル。リニューアルにおけるポイントとして、「解説などの情報量の見直しと階層分け」、「多言語化の拡充」などが挙げられており、この対応策として展示解説アプリの導入を検討。
同アプリは、収蔵品管理システムとの情報共有や管理のしやすさ、来館者及び来館しない人への情報提供も可能であり、多言語情報の設定、発信のしやすさから採用を決定。さらに隣接博物館でも導入実績があり、全国的にも広く使用されていることから、使用例を事前に知ることができたことも導入理由の一つとなったという。
コンテンツは、各展示室の概要と、展示資料の解説を配信。展示スペースの関係上、キャプション説明が十分に行えないことから、ポケット学芸員での解説強化を目指す。特に英訳解説は、ポケット学芸員での解説提供となっており、今後は、日本語の解説も含め、よりわかりやすい解説の配信を行っていきたいという。
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