2020年7月3日
IT分野の卒業者数インドが1位、日本は9位で減少傾向 =ヒューマンリソシア調査=
ヒューマンリソシアは、世界の大学などにおけるIT分野の卒業者数について調査し、「92カ国をデータでみるITエンジニアレポートvol.3 世界の大学等におけるIT教育について独自調査」として2日に発表した。
それによると、卒業後IT技術者となる可能性の高い情報通信技術関連を専攻したIT分野の卒業者数は世界で年間約151.2万人、現役IT技術者の7%だった。国別では1位インド、2位米国、3位ロシア、増加率は1位アルメニア、二位ハンガリー、3位スロベニアとなった。また、現役IT技術者数に対する割合が高く、IT人材供給力が高い国は、1位ミャンマー、2位イラン、3位フィリピンと、高い経済成長が見込まれる新興国が上位を占めた。
AIやビッグデータ解析などで重要となるSTEM関連分野を専攻した卒業者数は世界で年間約237.8万人。国別では1位インド、2位米国、3位イギリス、増加率では1位デンマーク、2位ガーナ、3位コスタリカとなった。
世界第4位のIT技術者を抱える日本は、IT分野で9位、STEM関連分野で13位の卒業者を輩出しているが、いずれも減少傾向にある。
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