2020年8月18日
ReBit、教師向けLGBTオンライン情報センター「Ally Teacher’s School」公開
ReBitは17日、教師向けのLGBTオンライン情報センター「Ally Teacher’s School(アライ・ティーチャーズ・スクール)」を公開した。
このセンターは、教師が主体的にLGBTについて「学び・つながり・行動する」ためのオンライン情報センターで、LGBTの理解者・支援者である「Ally(アライ)」の教師が全国に増え、LGBTの子どもにとっても学校を安心で安全な場所にすることを目指している。
同センターには、書籍・教材などを⽬的別・種類別・対象別に検索できるシステムや、授業実践やクラス運営での取り組みの紹介、教師同士で情報交換ができるオンラインコミュニティが備わっている。
同センターでは、①LGBTに関する情報がまとまっていないため、すぐに欲しい情報が入手できない、②教え方、クラス経営の仕方が分からず、最初の1歩が踏み出せない、③教師同士の繋がりがないから、教師が1人で抱え込んでしまう―という学校現場のLGBTに関する3つの課題を解決していく。
具体的なサポートとして、まずは「資料を探す」。書籍、教材などを目的別・種類別・対象別に検索することができ、教師自身の学びの機会や、授業づくりなどに活用できる。2つ目は「記事を読む」で、アライ教師へのインタビューや実践事例などを紹介している。
そして、3つ目が「教師同士がつながる」。教職員・保護者・地域の大人をつなぐオンラインコミュニティ「にじいろ子ども応援団」に参加することができる。定期的なオンライン勉強会を開催するほか、教師同士の実践共有、ちょっとした相談事などに、自由に活用できる。
LGBTに関して、何かしたいけれど何から始めればよいか分からない教師も、孤軍奮闘している教師も、子どもたちに寄り添える教師になりたいという人も、同センターでは様々なニーズに応えていくという。
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