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2020年9月1日
博報堂「ミライの事業室」、子ども向け在宅運動ツールの実証実験を開始
博報堂は、同社の新規事業開発組織「ミライの事業室」で、子ども向け在宅運動ツール「POSE & PLAY」(ポーズアンドプレイ)の実証実験を、8月31日から開始した。
「POSE & PLAY」は、子どもたちがPCやタブレット、スマホを使って自宅内で運動できるウェブブラウザベースのツール。カメラに映る自分の姿勢を画面上のマーカーに合わせて、ゲーム感覚で楽しみながら運動することができる。
博報堂ミライの事業室と、慶應義塾大学SFC研究所で長年にわたりスポーツ工学を研究してきた仰木裕嗣教授、テクニカルディレクター集団「BASSDRUM」、子ども向けに特化したデジタルコンテンツ開発を行う「BUTTON」の4者が共同で開発した。
同ツールは、ウィズコロナ時代の「新しい日常」の中でも、身体データを取得しながら、子どもたちの運動能力や技術の向上に貢献し、「運動×勉強」を後押しすることで、新たな可能性を引き出していくことを目指す。
今回の実証実験は、ユーザーとなる子どもたち(小学生を中心とした幅広い年齢)に「POSE & PLAY」のプロトタイプを体験してもらうと共に、コンセプトの受容性や利用意向を聴取。
子どもたちが長期的に楽しめるコンテンツ開発やゲーム性の向上、運動基礎能力や技術への効果、知的活動への効果に関する知見を得て、市場導入に向けた本格的な研究開発を進めていく。
また、同ツールの子ども向け以外の用途への拡張可能性についても探っていく予定。
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