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2020年9月24日
JVCケンウッド、Raspberry Piを活用したエッジAIカメラの取り扱いを開始
JVCケンウッドは23日、ビズライト・テクノロジー製のエッジAIカメラ製品につき、総販売代理店として取り扱いを開始した。10月下旬から出荷予定。
エッジAIカメラとは、サーバーやクラウド側で映像・画像のAI処理を行う従来型のカメラと異なり、エッジ(カメラ)側でAI処理を行うカメラのこと。処理結果のみをサーバーやクラウドへ送信するため、処理スピードの向上と情報漏洩リスクの低減が期待できる。
今回取り扱いを開始するエッジAIカメラは、OSH(オープンソースハードウェア)であるRaspberry Piを活用し、OSHの産業用途展開に実績を持つビズライト・テクノロジー社と、家庭用・業務用ビデオカメラやドライブレコーダーなどの開発で培った映像光学技術を有するJVCケンウッドとの協業により開発された。同製品は、人間の五感機能をセンサーで補う「EXensors(エクセンサーズ)」シリーズとして展開される。
小型・軽量ながら高精細な映像記録を実現した。カメラ側でAI判断(推論処理)のカスタマイズができ、人数カウントや駐車場のナンバープレート確認、マーケティング用途など、さまざまなシーンでの活用が期待できる。
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