2020年9月28日
8 割以上の理系就活生がオンラインに選考に参加 =ドリームキャリア調べ=
ドリームキャリアは25日、2021年3月卒業予定の理系学部・学科に所属する学生200人を対象に実施した「就職活動に関するアンケート調査」の結果をまとめて発表した。

それによると、「就活に新型コロナの影響があったか」との質問には、85.7%の理系就活生が「影響が出た」と回答した一方で、「早期に内定が出ていたので影響なかった」と答えた学生も14.3%いた。
「影響が出た」具体的な例としては、説明会やインターンが中止になった、3月以降は面接が全てオンラインになり戸惑った、などの声が挙がっている。
オンラインで参加したことがある就活プロセスを尋ねたところ、「個人面接」が最も多く90%、次いで「会社説明会」の81%で、面接と会社説明会では、8 割を超える理系就活生がオンライン(WEB)選考に参加していた。
理系学生もインターンシップへの関心は高まっており、参加率は86.9%に達した。(昨対比3ポイントアップ)。
また、内定承諾を決めたポイントについて聞いたところ、昨年に比べ、就活オンライン化の影響で「社風/社員の魅力」などの項目がダウンした一方、「会社の安定性」(9.5%)や「働き方の柔軟性」(4.7%)といった項目がアップした。
3月~ 4月にかけての内定承諾率は20卒を上回るペースだったものの、コロナの影響で選考が混乱し、6月時点では5.7ポイントダウンした。
この調査は、同社の理系学生向けの就職・インターンシップ情報誌/WEBサイト「理系ナビ」の2021会員(2021年卒業予定者)を対象に、7月~8月にかけて、インターネットで実施。回答数は200人。
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