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2020年10月2日

追手門学院、中学英語教科書にロボコン世界大会6年連続出場の軌跡が掲載

追手門学院は9月30日、2017年に中米・コスタリカで開かれた国際的なロボットコンテストWROの世界大会に出場し、手話ロボットで世界3位に入賞した、追手門学院大手前中・高等学校の生徒の活躍が、2021年度の中学英語教科書に教材として採用されたと発表した。

掲載ページ(啓林館英語教科書「BLUE SKY」)

中学1年~3年生の5人でつくるチームが、大会テーマ「サスティナビリティ(持続可能性)のためのロボットを製作せよ」というミッションに、手話が使えない人でも耳の不自由な人とコミュニケーションがとれるようにと、言葉を手話に翻訳する「手話ロボット」の製作に取り組んだ。

ロボットはWROのルールの下、市販のロボットキットで製作。予めいくつかの言葉をロボットに登録し、その言葉が発声されると、人の手の形をした部分に信号が伝わり、指文字を表現する高さ約50センチのロボットを開発した。

2021年度の中学2年生向けの英語教科書に教材として採用したのは啓林館。「将来の夢」というテーマで中学生自身が一から製作したことや、ロボットの構造などが紹介され、同世代の中学生が世界に挑戦した軌跡を通じて、興味を持って英語を学ぶきっかけになればと期待される。

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