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2020年10月2日

トモノカイ、「主体的学習」の共同研究の成果を教育システム情報学会で発表

トモノカイは1日、東海大学情報教育センター白澤秀剛講師とともに進めている「主体的学習」に関する共同研究の成果を、「教育システム情報学会第45回全国大会」(9月2~5日)で発表したことを明らかにした。

この研究は、「学習行動頻度を用いた中高生版主体的学習分類尺度の開発」と題するもので、予備調査で得られた57の学習行動の頻度を調査する質問紙とWeb調査フォームを作成し、中高生約2000人から回答を得た。

調査結果の分析から、知識を得たり良い成績を目指したりする「獲得行動」15項目と、教員からの指摘を回避したり能力不足との直面を回避しようとしたりする「回避行動」13項目の2因子を抽出。

2因子の大小組合せで、「成長志向」「完了志向」「防衛志向」「参加志向」に4分類できることを確認。また、学年進行に伴い成長志向の減少、完了・防衛志向の増加が見られた。

分類の構成比は、学校やコースによって異なることが分かり、生徒への働きかけや取り組みによって変化することが推測される。

今後は、同社の放課後学習支援事業への活用、「総合的な探究の時間」の効果検証、教育用ICTデバイスの効果測定、授業やカリキュラム・行事などの指導方針の策定指針、アクティブラーニング指導方法の効果測定、教員・保護者の適切な声掛け内容の検討・啓蒙などを行う予定。

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