2020年10月14日
VIE STYLE、東大と「集中・疲労度を解析し生産性を上げるAI」を共同開発
VIE STYLE(ヴィースタイル)は13日、同社のイヤホン型脳波計「VIE ZONE(ヴィーゾーン)」で測定された脳波などの生体情報から、集中度・疲労度を解析して、生産性を支援するAIを開発する共同研究を、東京大学と開始したと発表した。
同社が開発する「VIE ZONE」は、特許申請中の独自構造により、高性能Bluetoothイヤホンから脳波・心拍・呼吸を取得できるウェアラブルデバイス。
このデバイスを活用して、働く人の集中度・疲労度などを脳波でモニターし可視化することで、リモートワークの生産性支援とメンタルヘルスケアを行うサービスを開発するのが、今回の共同研究の目的。
三菱総合研究所の米国調査会社レポートによると、ブレインテック市場は2024年には5兆円規模になると試算されており、さらにビッグデータと人工知能(AI)の台頭で、脳科学を利用する意義が一層問われるようになる。
共同研究を行う東大大学院工学系研究科機械工学専攻・上田一貴特任講師は、「生産性の高い活動を行う上で必要な記憶力、注意力、思考力、感情などの様々な機能について、脳波計やMRIなどの高度なヒューマンセンシング技術を用いた脳科学的研究で、そのメカニズムが明らかになりつつある。これらの最新の脳科学的知見を活用して、仕事や日常生活の様々な場面で心理的・身体的状態をモニタリングできるウェアラブルデバイスの開発研究を進めていく」と語っている。
関連URL
最新ニュース
- LINEヤフーとキラメックス、⾹川県と連携し県内のデータ・AI⼈材育成を⽀援(2024年4月26日)
- アデコ、「エンジニア・プログラマー」が初めて中学生男子が選ぶ「将来就きたい職業」の1位に(2024年4月26日)
- 小中学校のFAX、教諭の86%が月に1回以上利用するも、過半数が廃止に賛成 =アドビ調べ=(2024年4月26日)
- リスキリング理解度は高まるが社会人の約4割は学習意欲なし =ベネッセ調べ=(2024年4月26日)
- じゅけラボ予備校、「難関私立大vsその他私立大」現役合格者の勉強時間比較(2024年4月26日)
- 昇給を実施する企業は「魅力を感じる」の回答が9割超 =学情調べ =(2024年4月26日)
- 滋賀県立大学と山田進太郎D&I財団、中高生女子のSTEM人材育成に向け連携協定を締結(2024年4月26日)
- WHITE、日本経済大学と「教育革新パートナーシップ契約」を締結(2024年4月26日)
- みんがく、文京区立第九中学校にて全校生徒・教職員に向け「生成AIリテラシー講座」開催(2024年4月26日)
- ShoPro、世田谷区立小で「探究学習プログラムコンテンツ」使用した授業実施(2024年4月26日)