2020年11月2日
岩手・一関市立中学の校長、ブラウザで使える授業支援ソフト「伝思黒板」開発
岩手県一関市立花泉中学の奥田昌夫校長が、Webブラウザで利用できる授業支援ソフト「伝思黒板(でんしこくばん)」を開発した。
GIGAスクール構想で「児童生徒1人1台のコンピュータ」が実現されるが、「伝思黒板」はコンピュータ教室ではなく、普通教室の授業で活用できるソフトとして開発された。
「伝思黒板」は、「教師用ソフト(ホスト)」と「児童・生徒用ソフト(ゲスト)」があり、この2つを同時に使って授業を進めていく。
一斉指導における、教師からの発問や指示、児童生徒からの回答のやり取りに「児童生徒1人1台コンピュータ」を活用することで、全員が回答できる環境にすることができる。
さらに、選択回答で既習事項を確認できるほか、掲示板で意見を集めSNSで討論もできる。これら全てが記録として残されることで、評価にも活用でき、さらに、発問を再利用して別の学級でも使うことができる。
使い方は、まず、Webブラウザのアドレス欄にURLを入力して「伝思黒板」のページを表示して、授業する教師を登録。「学校名」「教師の氏名」「メールアドレス」を入力し、新規登録ボタンを押すと、教師用ID・パスワードが発行されるので必ずメモする。
次に、教師用ソフトを起動させる。教師用ID・パスワードでログインすれば「生徒用ID・パスワード」が表示される。
最後に、教師から示された「生徒用ID・パスワード」を入れて、児童・生徒用ソフトを起動させ、教師用ソフトから文字や画像を送ると児童・生徒用ソフトの画面に転送される。選択回答、意見集約もできるという。
問合せ(花泉中学・奥田校長)
E-mail:mvm43236@gmail.com
関連URL
最新ニュース
- iTeachers TV Vol.263 桜丘中高 広報戦略室室長 中野 優 先生(後編)を公開(2021年3月3日)
- ソニー生命、「子どもの教育資金に関する調査2021」の結果を発表(2021年3月3日)
- 9割以上の子どもが「リビングで学習」=子育てサイト「HugKum」調べ=(2021年3月3日)
- 中学受験時に通っていた学習塾、7割以上が「満足している」と回答=アプリ「Comiru」調べ=(2021年3月3日)
- 久留米市、「Google for Educationパートナー自治体プログラム」に参画(2021年3月3日)
- GIGAスクール元年 オンライン教育大特集「月刊先端教育」4月号を発売(2021年3月3日)
- 大阪工業大、2021年度から「AIデータサイエンス・リカレント教育プログラム」を開講(2021年3月3日)
- コラボスタイル、駒澤大学がDX推進のためにコラボフロー導入(2021年3月3日)
- 神奈川大、学べる講座100以上の生涯学習講座の申し込みスタート(2021年3月3日)
- オンライン・オフラインで「REDEEプログラミングスクール」が開校 生徒募集開始(2021年3月3日)