2020年8月7日
全国189万人が参加する毎パソコン入力コンクールに「プログラミング部門」登場
日本パソコン能力検定委員会は5日、タッチタイピングの速さ・正確性を競う全国規模のコンクール「毎日パソコン入カコンクール」の新部門として、情報活用力を育てるプログラミング部門を新設したと発表した。1日から31日まで無料アプリによるトライアルを実施。
速く正確なタッチタイピングの技術を競う「毎日パソコン入カコンクール」。ITスキルの向上を目指し、全国の学習塾や小学・中学・高校の情報授業等に採用され、毎年多くの成績優秀者を輩出。今回、コンクールの新たな取り組みとして、来年度の第21回大会から正式な部門として【プログラミング部門】を新設し、全国大会も開催する予定。
情報教育の充実について基準を定めた新学習指導要領では、小・中・高等学校での授業を通じて情報活用能力の育成が行われるようになる。小学校が2020年、中学校が2021年、高等学校では2022年から本格実施することが決まっている。
こうした必修化の動きとともに、内容もさらに高度化し、中学校では「ネットワークを利用した双方向性のあるコンテンツのプログラミング」が加えられた。同委員会では、こうした教育内容の変化に対応して、「毎日パソコン入カコンクール」に【プログラミング部門】を新設。今年度から、オリジナルアプリによる学習をトライアルスタートさせた。
新たに設置される【プログラミング部門】は、中学生を対象として、情報活用がテーマ。情報通信ネットワークの伝達用法の特徴と利用方法を知り、情報モラルの必要性について考え、正しく判断、処理、発信ができること、あわせて情報化が社会や生活に及ぼす影響を体験的に学ぶことが目的。
また、スピードが必要な情報ネットワーク社会に対応するため、「課題にもとづいて適切に発信ができる力」を、学習を通して養うという。
無料トライアル参加申込方法
1 認定会場申請を行う。
認定会場申請フォーム
https://secure.pasoken.net/maipaso/uketsuke/index.php?mode=nintei_sinsei
2 事務局が、IDを発行する(2営業日以内)。
3 団体責任者ページにログインし、生徒登録を行う。
4 生徒用ID,PWが発行される(PDFファイル)。
5 毎パソホームページからログインして生徒が参加。
詳細
関連URL
最新ニュース
- エナジード、奈良県立高がキャリア教育プログラム「ENAGEED CORE」導入(2025年1月24日)
- 学力・学習状況調査のCBT化、小中校教師の約9割が「生徒がデジタル環境に適応するための準備が重要」と回答 =新学社調べ=(2025年1月24日)
- REDEE、徳島県美波町が中学生~高2生対象の「eスポーツ&IT講習会」を開催(2025年1月24日)
- ライフプランニング、9割以上の親が「小学生から学び始めるのが理想」と回答 =イー・ラーニング研究所調べ=(2025年1月24日)
- 約9割の保育園が、ICTデータを「運営改善や保育の質向上」に活用 =子ねくとラボ調べ=(2025年1月24日)
- 「大学全入時代」でも高1からの受験対策が当たり前に「未来データレポート」公開 =TimeTree調べ=(2025年1月24日)
- プログラミングを独学で学ぶ人々対象の転職実績アンケート =「プロリア プログラミング」調べ=(2025年1月24日)
- CBTS、2025年版「趣味で取ったら大満足の資格」ランキング発表(2025年1月24日)
- 約65%が共通テストの難易度を”噛み応えがあった”(難しかった)と回答 =カバヤ食品調べ=(2025年1月24日)
- 摂南大学経営学部「経営情報楽環プロジェクト」が「第4回Digi田甲子園」本選出場決定(2025年1月24日)