1. トップ
  2. 先生サポート
  3. 岩手・一関市立中学の校長、ブラウザで使える授業支援ソフト新バージョン「伝思黒板2」

2021年11月8日

岩手・一関市立中学の校長、ブラウザで使える授業支援ソフト新バージョン「伝思黒板2」

岩手県一関市立花泉中学の奥田昌夫校長が、Webブラウザで利用できる授業支援ソフトの新バージョン「伝思黒板2(でんしこくばん2)」を開発した。


GIGAスクール構想において「児童生徒1人1台コンピュータの実現」がする。「伝思黒板」は、コンピュータ教室ではなく、普通教室の授業において、活用できるソフトとして開発したという。

「伝思黒板」は、「教師用ソフト(ホスト)」と「児童生徒用ソフト(ゲスト)」の2つを同時に使うことを想定して作成。

一斉指導における、教師からの発問や指示、児童生徒からの回答のやり取りに「児童生徒1人1台コンピュータ」を活用することで、全員が回答できる環境にすることができる。さらに、選択回答により既習事項を確認ができる。掲示板で意見を集め、SNSで討論もできる。これら全てが記録として残されることで、評価に活用できる。さらに、発問を再利用して別の学級でも使うことができる。

1 伝思黒板2(でんしこくばん2)の新機能
・ 「QRコード」から児童・生徒用ソフトを起動して自動ログインできる。
・ 児童・生徒用ソフトを起動すると、はじめに出席確認の入力になる。
・ データファイルの配布と回収ができる(2M以内)。
・ 「先生の発問」の編集(削除のみ)ができる。
・ ウィンドウの大きさに合わせて、画像を表示する。
2 伝思黒板2(でんしこくばん2)の基本
・ 「先生用ソフト」と、「児童・生徒用ソフト」の2種類がある。
・ 「先生用ソフト」から、「児童・生徒用ソフト」に文字や画像を転送する。
・ ファイルの配布と回収ができる。(Word、Excel、PowerPointデータファイル)
・ Webページのアドレスを転送して、参照させることもできる。
・ 掲示板で意見を集める、SNSで討論などができる。
・ 授業の記録として、発問や回答を授業後に見ることができる。
・ 事前に授業の発問を入力、記録して、授業で紙番書のように利用できる。
3 伝思黒板2(でんしこくばん2)の作動環境
・ Webページで作動するソフト。インストール不要で、すぐ利用できる。
・ Chrome、Edge、Safariで利用できる。(IE不可)
・ Windows、Chromebook、iPadなどで作動する。
4 伝思黒板(でんしこくばん)の使い方
セキュリティを固めるために、先生用IDパスワードと生徒用が別。
(1) 授業する先生の登録
・ 登録すると、先生用ID,パスワードが表示される。必ずメモする。
(旧 伝思黒板と同じID,パスワードで利用できる)
(2) 先生用ソフト起動
・ 先生用ソフトを起動して、先生用ID,パスワードを入れる。
・ 授業の情報を入力すると「生徒用ID、パスワード」「QRコード」が表示される。
・ 発問選択して配信して授業を行う。
・ 授業後に生徒の書き込み記録の一覧を表示し、評価に活用する。
(3) 児童・生徒用ソフトを起動
・ 「QRコード」を読み取るとログインできる。
または、児童・生徒用を起動して、「生徒用ID、パスワード」を入れる。
・ はじめに、出席番号と名前を入力して、出席登録する。
・ 先生用ソフトで「指示、質問」を送ると、児童・生徒用ソフトの画面に転送される。

関連URL

「伝思黒板2」

自立学習と学力向上に効果創出 活用事例多数紹介 すらら 活用事例のご紹介
AIRobot-NEWS AI・ロボットニュース

アーカイブ

  • 学校現場のICT活用情報を無料でお届け CHIeruマガジン 定期配送お申込フォーム
  • ICT要員派遣はおまかせ! ICTまるごとサポート 詳細はこちら
  • 事例紹介作って掲載します。 ICT教育ニュースの楽々 事例作成サービス