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2020年11月2日

AI×アダプティブラーニング「すらら」、小学高学年版国語で新学習指導要領対応を強化

すららネットは10月30日、新学習指導要領に対応した小学校高学年版国語コンテンツを追加リリースした。「生徒の学習到達度調査(PISA)」で求められる読解力、特に「情報を活用する能力」の向上を目指す。

小学校高学年国語に「情報の読み取りと発信」という単元を追加(画像はレクチャーサンプル)

「すらら」国語は、論理的、体系的に文章の内容を理解し、意見を述べられるようになるカリキュラム。一文における主語、述語の正確な把握に始まり、一文、段落、長文へと、段階的に文章を理解する範囲を広げ、読解力の段階的な向上を目指す。一人ひとりの習熟度に合わせアダプティブに学習でき、理解、定着にとどまらず活用レベルにまで高めることができるという。

4月から小学校で実施されている新学習指導要領では、文章を読んで情報を取り出す従来型の読解に加え、「取り出した情報をどう評価し、活用するか」という情報処理を重視。説明文や物語文の中だけでなく実用的な文章(ポスター、パンフレット、記事、ウェブサイト等)の読解や、スピーチ、プレゼンテーション、ディスカッションなどの多様な言語活動の中で情報処理を身につけることが求められている。

今回追加となるのは、実用的な文章や、ディスカッション、インタビューなどの言語活動を素材に、「複数の素材文から必要な情報をぬき出し、関連付けや比較を行う」・「目的や意図に応じて、必要な情報を判断する」・「図やグラフなど、非言語の情報も活用して伝える」スキルが身につく内容。

今後は、2021年に中学校、2022年に高等学校にて順次実施される新学習指導要領に合わせ、中学校版国語、高等学校版国語についても対応を行う予定。

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