2020年11月5日
AI通訳機「ポケトーク」、大阪市立の幼稚園・児童福祉施設で採用開始
ソースネクストは2日、同社のAI通訳機「POCKETALK(ポケトーク) S」計219台が大阪市立の幼稚園全52園をはじめ、市立保育所を含む児童福祉施設などに導入されると発表した。
同製品は、55言語を音声とテキストに、20言語をテキストのみに翻訳し、互いに相手の言葉を話せない人同士のスムーズなコミュニケーションを可能にするという。
大阪市には、全市民のうちの約5.3%を占める14万5千857人の在留外国人が居住している。同製品は、外国籍の園児やその保護者とのコミュニケーションの向上を目的として導入。
「POCKETALK」は、互いの言葉を話せない人同士が自国語のままで対話できるAI通訳機。55言語を音声・テキストに翻訳し、20言語をテキストのみに翻訳できる。クラウド上の最新最適なエンジンとAIを使った翻訳精度の高さが特長で、長い文章も訳せる。Wi-Fiのない所でも世界137の国と地域で、そのまま使えるモバイル通信機能を内蔵し「契約不要、通信料なし(2年間)」で、買ってすぐ使えるという。
「ポケトークS」は名刺サイズでカメラ翻訳機能搭載。撮影した文字を55言語で自動認識して翻訳したり、AIを相手に英語、中国語の旅行中心の36の会話レッスンができたりと、多彩な機能を名刺サイズのボディに満載。
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