- トップ
- 企業・教材・サービス
- ジョリーグッド、発達障がい支援遠隔オンラインVR授業の実証をスタート
2020年11月12日
ジョリーグッド、発達障がい支援遠隔オンラインVR授業の実証をスタート
ジョリーグッドは11日、北陸エリアで就労支援施設や児童支援施設を複数運営するヴィストと連携し、発達障がい支援施設向けVRプログラム「emou(エモウ)」の新機能である多接続リモートVR授業を活用した、発達障がい支援施設での実証実験を全国で初めて行うことを発表した。
この実証は、11月16日にヴィストが運営する石川県金沢市の放課後等デーサービス施設と自宅にいる受講者を遠隔でつなぎ、オンラインVR授業を行うもの。新型コロナウイルスの影響や、施設が遠いなど様々な理由で外出が困難な人にも、オンラインで新しい発達障がい支援を提供できることを実証し、新たな支援の実現を目指す。
今年4〜5月の新型コロナウイルスの緊急事態宣言下においては、石川県内の学校でも休校となる中、ヴィストでは切れ目のない支援を提供すべくオンラインでの支援を行い、8割を超える利用者・保護者から高評価を得た。終息の兆しが見えない状況の中、「職業体験ができない」という新たな問題も浮上してきた。特に発達障がいのある人は「初めてのこと」をイメージすることが苦手な傾向があり、職業体験で実際に見て・体験することは、大切なキャリア教育の機会だった。そこで、コロナ禍であっても将来を考える機会の損失はあってはならないという思いから、同プログラムを活用した実証実験を行う運びとなった。
同プログラムにある「お仕事体験シリーズ」では、VRによっていつでも何度でも支援施設内で様々な業種のお仕事体験が提供できる。VRでの体験のため、企業への移動や調整を行う必要はなく、また実際の職業体験では実施することのできなかった業務や、トラブル対応などのトレーニングも実施できる。支援施設は、様々な仕事体験を提供することで、スキルの獲得だけでなく「働く」ことをイメージさせることで、今まで利用者自身もわからなかった「好きなこと」や「将来の夢」を見つけるための支援が可能になるという。
関連URL
最新ニュース
- 学習者用デジタル教科書を積極的に活用したグループは「成績が高い」=東京書籍ほか共同調査=(2024年3月29日)
- 中学生の平日の勉強時間、平均は1時間半で塾に通っている子どもほど家庭学習の時間も長い=塾選調べ=(2024年3月29日)
- コニカミノルタジャパン、茨城県結城市に学校教育向けソリューション「tomoLinks」導入(2024年3月29日)
- コドモン、兵庫県三田市の公立保育所・こども園にICTサービス「CoDMON」導入(2024年3月29日)
- みんなのコード、「小・中・高等学校における情報教育の体系的な学習を目指したカリキュラムモデル基本方針」発表(2024年3月29日)
- LINEみらい財団、2024年度版「GIGAワークブック」全国の学校向けに無償提供開始(2024年3月29日)
- 「第5回全国高専ディープラーニングコンテスト」の本選開催概要を発表(2024年3月29日)
- 角川ドワンゴ学園、「AI入学式」を4月7日17:00から生配信(2024年3月29日)
- ウェブ解析士協会、「WACA資格」の受講者数・受験者数・合格者数を発表(2024年3月29日)
- イオンファンタジー、ゲーム学習カリキュラムをベネッセのオンラインスクールに提供(2024年3月29日)