2020年11月13日
学生の92.6%が「直接訪問のインターンシップ」を希望 =学情調べ=
学情は12日、2022年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生445人を対象に実施した、「今後のインターンシップの参加希望」に関するアンケート調査の結果をまとめ発表した。
それによると、「直接訪問のインターンシップ(1day仕事体験・業界研究セミナー)」に参加を希望する学生は92.6%に上り、ほとんどの学生が「直接訪問のインターンシップ」への参加を希望していることが分かった。
「オンラインよりも直接訪問のほうが、企業の雰囲気を知ることができると思う」などの声が寄せられており、直接訪問することでより企業理解を深めたいという意向が伺える。
一方、「オンライン実施のインターンシップ」に参加を希望する学生は88.3%だった。「直接訪問のインターンシップ」と比較すると、参加希望は4.3ポイント低い。
「移動時間なく参加できる」、「自宅から参加できるので、スケジュール調整をしやすい」、「遠方の企業でも参加できる」、「新型コロナウイルスの感染リスクなく参加できる」など、オンラインのインターンシップも積極的に活用したいという声が寄せられた。
だが、その一方で、「これからの時期は、直接訪問のインターンシップを優先したい」、「冬のインターンシップ時期は、実体験を得ることを重視したい」などの声も上がっており、就職活動の解禁が近づくにつれ、直接訪問を重視する意向が高くなっていると推察される。
また、今後参加したいインターンシップ・セミナーを聞いたところ、「職場見学など企業の雰囲気を知ることができるもの」が79.3%で最多。次いで「業界や企業について知ることができるもの」71.9%、「仕事体験など実践が積めるもの」61.1%と続いた。
フリー回答では、「雰囲気を知ったり、実際に体験することで、自分に合っているかどうかを見極めたい」、「就職活動の選考時に、志望理由として話すことができる経験を積みたい」などの声が寄せられた。
就職活動本番を見据えて、実体験を通して企業や職種との相性を見極めたり、志望理由を練るための経験を得たいという意向が伺える。
この調査は、ダイレクトリクルーティングサイト「あさがくナビ2022」への来訪者を対象に、10月26日~11月6日にかけて、Web上でのアンケートという形で実施。有効回答数は445人。
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