2020年11月25日
京都芸術大学、オンラインで学べる「芸術教養学科」の秋入学出願者が過去最高に
京都芸術大学は24日、オンラインで学べる同大通信教育部「芸術教養学科」(手のひら芸大)の2020年度秋入学(10月生)の出願者数が過去最高を達成したと発表した。
同大によると、同学科の秋入学総出願者数は421人(前年201人)と、前年の出願者数の約2倍(209%)で、2013年度の学科開設以来、秋入学としては過去最高。
同学科の在籍者数は2683人になり、通学課程・通信教育課程を合わせ、同大で最も在籍者数の多い学科になった。「すべてオンラインで学べる学科」として、社会人の支持を得たという。
同学科は、インターネットを利用して、卒業まで、通学不要で学べる課程で、通称「手のひら芸大」。社会人が仕事や生活に活かせるアート・デザインの知識や実践例を学ぶ。
芸術史や芸術理論でアートの仕組みと歴史的変遷をつかみ、基礎的な芸術の知識を深めるだけでなく、デザインや音楽、色彩など、現代の暮らしに身近なものの役割や考え方も理解。
また、デザイン・伝統文化の授業では、現役で活躍するデザイナーや芸術家たちの最先端の取り組み事例を研究する。
同大通信教育部芸術学部は会社員、主婦、定年後など、あらゆる立場や職業の人々が、北海道から沖縄、そして海外まで、住む地域を超えて集う、日本で初めての4年制の通信制芸術大学。
「通信教育部芸術学部」の概要
学科編成:4学科14コース(芸術教養学科、芸術学科、美術科、デザイン科)
在籍者数:7540人(正科生、2020年5月現在)
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