2021年3月5日
学生の公務員志望度が上昇、特に地方公務員の人気が顕著に=マイナビ調べ=
マイナビは「マイナビ2022」の会員を対象に「マイナビ2022年卒公務員イメージ調査」を実施し、4日その結果を公表した。

調査は1月18日~2月8日に行われ、3081名の有効回答を得た。それによると、公務員志望者の割合は減少傾向から一転、前年比2.1ポイント増の23.3%となった。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて志望度が変化したかを訊ねたところ、32.4%が「志望度が上がった」と回答した。公務員志望の理由として1位は「安定している」だが、社会貢献度の高さや地域に密着した仕事ができるといった項目が上昇した。
就職先として公務員を考えている学生に、志望している公務員の種類を訊いたところ、地方公務員(市町村)67.0%、地方公務員(都道府県)52.1%が2年連続で上昇する一方、国家公務員(総合職)や教員は2年連続で志望割合が減少する結果となった。各公務員のイメージにおいても、国家公務員では「きつそう」という割合が60.2%を占めた。
公務員を考えている学生に、公務員志望に影響を与えた人物を訊いたところ、最も割合の高かったのは「父親・母親」で前年比1.2ポイント増の48.1%となった。その他に「友人」「兄弟・姉妹」「親戚(祖父母含む)」の割合が増加し、身内や友人の影響を多く受ける結果となっていた。
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