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2021年3月9日
全国小中学生プログラミング大会のグランプリほか受賞者が決定
角川アスキー総合研究所とCANVASが主催する全国小中学生プログラミング大会実行委員会は、2月28日に第5回全国小中学生プログラミング大会のオンライン最終審査会&トークイベント&表彰式をオンラインで開催した。
2020年の小学校段階におけるプログラミング教育の必修化が迫るなか、プログラミング教育への注目が集まっている。これまで同大会では、アイデアを表現・発信する手段としてのプログラミングの普及を目指し、全国各地での指導者研修会やワークショップ等イベントの展開も含む多様な活動を進めてきた。
今年で第5回目の開催となる同大会では、テーマの指定もなく、パソコンやスマートフォン、タブレットで動作するプログラムやアプリ、ゲーム、ムービーなどのソフトウェア、又はロボット、電子工作などのハードウェアであれば使用言語や作品形式は問わず作品を競うもの。エリアパートナーからの推薦作品も加え、前回の倍以上となる785作品の応募作品の中から審査が行われ、発想力・表現力・技術力を審査基準に選ばれた作品が発表された。
審査委員長にCGアーティストで東京大学名誉教授である河口洋一郎氏を迎え、スイッチサイエンス代表の金本茂氏をはじめ、ロフトワーク代表の林千晶、Product Founder & Engineerの増井雄一郎氏、エンジニアの松林弘治氏が審査員を務めた。
グランプリ・総務大臣賞には、東京都小平市立小平第二小5年の尾崎玄羽さんの「太陽系シミュレーションゲーム」、準グランプリには東京都杉並区立東原中1年、宇枝礼央さん「Color Overlap」が受賞。その他優秀賞3作品、奨励賞6作品が選ばれた。
また、併催でトークライブ「子どもとコンピューターのこれからについて語ろう」も開催。 国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)の主幹研究員/准教授の豊福晋平氏と、教育ITライターで保護者として家庭学習にコンピューターを活用している神谷加代氏が登壇した。
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