2021年4月1日
実践女子大、「サポートチャットボット」を導入し学生利便性向上・窓口業務効率化
実践女子大学・実践女子大学短期大学部は3月30日、在学生を対象とした「サポートチャットボット」(AI)を導入すると発表した。
ユーザーローカルが開発した人工知能(AI)を活用した自動応答システムのチャットボットで、学生が窓口に出向くことなく、質問や疑問を即時に解消できるようにすることなど、学生から寄せられる問い合わせ対応業務の効率化を図るもの。学生の利便性向上に加え、窓口来訪者数を抑制して密集を回避することや、業務の効率化を図り、利便性とサービスレベルの向上を目指す。
同大学は「女性が社会を変える、世界を変える」という建学の精神のもと、約120年にわたって女子教育を行ってきた。在籍する4749名(2020年5月1日時点)の学生から、履修登録や学生生活全般、就職活動等に関する質問が多く寄せられる。特に新年度の4月は問い合わせが増加、学生への返答に時間がかかることが課題だった。そこで同サービスを導入し、学生からの質問に対して自動応答できる体制を構築する。
同サービスは、60億件を超えるSNS上の会話データの分析に基づく高度な自然言語処理技術と、テキスト解析の精度向上に特化した独自開発のAIを活用した、高品質な会話を実現するチャットボットサービス。独自のAI技術を活用することで高品質でスムーズな自動応答を実現する。在学生はチャット形式で「履修登録日程が知りたい」、「サークルが知りたい」「就職・進路相談がしたい」など、気軽に24時間365日いつでも疑問を解決することができる。簡単な問い合わせは同サービスで解決すること促し、職員は個別対応が必要な問い合わせに対してより迅速に対応できるようになる見込み。
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