- トップ
- 企業・教材・サービス
- HelloWorld、英語練習システムを自社で開発しオンライン国際交流事業を開始
2021年4月5日
HelloWorld、英語練習システムを自社で開発しオンライン国際交流事業を開始
HelloWorldは1日、教育機関向けの英語プレゼンテーション練習システムのプロトタイプを開発し、3月18日、名護市教育委員会の協力のもと、名護市立名護中学校でプレゼン練習システムを活用したオンライン国際交流事業を実施したと発表した。
沖縄の中学生とタイの大学生が、自分たちの国の文化などを紹介するプレゼンテーションをしながら、プレゼン練習システムで英語を学ぶという新しい形の交流を実施。
授業は1時間沖縄の中学生とタイの大学生が、英語を共通言語として交流をはかるもの。沖縄の紹介、タイの紹介をそれぞれ考え、英語でプレゼンテーションを実施。最後はクイズを出しながらコミュニケーションをはかったという。
英語でのプレゼンテーション実施前には同社開発のプレゼンテーション練習システムのプロトタイプを活用。学生たちは、発話を通して正しい英語を学びながらリアルタイムでコミュニケーションをはかる能動的な姿勢、文法知識などを習得した。
同社は、沖縄県内の中学校英語教師や、英語教育を専門とする大学教授など専門家に監修してもらいながら英語練習システムを開発。英語の4技能「話す・聞く・読む・書く」のうち、「話す」技能の向上の必要性に着目し、パブリックスピーキングを練習する独自システムを開発した。現行のプロトタイプは音声認識技術を利用して学生が発話した英語を認識、発音の正確性を指摘し数値化するなど、学生のプレゼン練習をサポート。
今後はさらに技術改良を重ねて、議論の進行役となるAIファシリテーターを兼ね備えたビデオチャットシステム、パフォーマンス評価をサポートする評価機能などを搭載予定。集団授業で個別のフォローが難しい教員の課題を解決しつつ、参加者の議論を活性化させ、均衡な意見交換を図るシステムに改良していくという。
今回、初の実施となった独自システムを利用したオンライン国際交流は名護市教育委員会の協力のもとに実現。昨年から、沖縄県内の県立与勝高校、那覇市立松島中学校、県立那覇商業高校で実証実験を行い積み上げたノウハウを結集して実施した。
関連URL
最新ニュース
- Fusicの連絡サービス「sigfy」、静岡・湖西市の小中11校などが導入(2023年3月22日)
- 探究学習、95%の教員が「課題を感じている」=カタリバ調べ=(2023年3月22日)
- Inspire High×長野県教委、ICT活用した「探究的な学びの促進に関する連携協定」を締結(2023年3月22日)
- 中小企業経営者の約6割がリスキリングをよく知らない=フォーバルGDXリサーチ研究所調べ=(2023年3月22日)
- 新入社員研修、課題は「定着・離職防止」、「早期の戦力化」=ベネッセ調べ=(2023年3月22日)
- 0~2歳児の保護者の40%が英語教育に関心、「英語で学ぶ」にも期待=サンリオ調べ=(2023年3月22日)
- 河合塾、高校向け6教科ICT教材「tokuMo」をリリース(2023年3月22日)
- 教育ネット、学校でAIを活用するための ChatGPT学習セミナー29日開催(2023年3月22日)
- クラーク記念国際高等学校・東京大学・Space BD、「宇宙教育プロジェクト」で人工衛星が完成(2023年3月22日)
- 久留米高専、学生の研究が画像認識精度の向上に寄与(2023年3月22日)