2021年4月22日
ハイパーブレインと情報ネットワーク教育活用研究協議会が「ICT支援員養成講座」を開発
ハイパーブレインと情報ネットワーク教育活用研究協議会は、e-ラーニング教材「ICT支援員養成講座」を開発し、4月から受講申込みを開始した。
GIGAスクール構想で、児童生徒一人1台の環境が整備され、その活用を支援する人材の育成が喫緊の課題となっている。同社は、その事態を打開するべく、情報ネットワーク教育活用研究協議会と共同で、全国のICT支援員またはこれからICT支援員を目指す人がどこにいても学べるe-ラーニングを開発。
この講座は、将来ICTや情報システムを活用した仕事への発展を目指す人向けの「A 情報技術基礎コース」とICT支援員の資格取得を目指す人、現場で活躍しているICT支援員向けの「B ICT支援員自己研修コース」からなり、主に小中学校におけるICT利活用にスポットを当てたカリキュラム。
「A情報技術基礎コース」は、IPA 情報処理推進機構が示した「IT人材に求められるITスキル標準(ITSS)V3」レベル1のカリキュラムを元に実施。ICTの基礎となる必要最小限の知識や用語の意味が学べる。
「B ICT支援員自己研修コース」は、情報ネットワーク教育活用研究協議会「ICT支援員評価研究プロジェクト」が示したICT支援員養成カリキュラムに基づいて構成されている。学校・教員とその支援、知っておくべき教育情報化の知識、知っておくべき法令・ポリシー、授業・学習とその支援の4つのサブコースから成っており、教育ICTに関わる社会の流れから現場レベルでの実践的な内容までも網羅して体系的に学ぶことができるという。
受講は、個人・団体で受講申し込みができる。個人申込の料金は、開講特別価格でAコース5100円、Bコース7900円、AB同時申し込みで1万700円。
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