2021年4月23日
3月中に「対面合同企業説明会」に参加した22卒学生は前年の約3倍 =マイナビ調べ=
マイナビは22日、2022年卒業予定の全国の大学生・大学院生2309人を対象に実施した、「マイナビ 2022年卒 学生就職モニター調査3月の活動状況」の結果をまとめ発表した。
それによると、広報活動開始月である3月の活動状況をみると、合同企業説明会(Webを除く)に参加した割合は44.0%で、前々年3月の68.6%までには至っていないが、前年3月の15.3%と比べると約3倍に増加した。
2020年は新型コロナの影響を受け、合同企業説明会の中止が相次いだが、今年は感染対策を行った上で実施されており、企業と直接コミュニケーションがとれる場を求めて参加する学生が一定数いたようだ。
一方で、Webの合同説明会の参加割合は54.4%で、前年3月の47.6%から増加しており、対面・Webを使い分けて活動していることが分かる。
3月中に1次面接を受けた割合は69.2%(前年同月比2.8pt増)、最終面接を受けた割合は33.2%(前年同月比5.5pt増)で、どちらも前年より増加しており、やや早く選考が進んでいるようだ。
また、今年3月の1カ月間にかかった就活費用の平均金額は1万491円で、前年同月の2万2635円に比べて半減。前々年同月の4万4502円に比べると、4分の1以下に減った。
前年は関東地区とその他地区(関東、東海、関西以外の地区)では、1万3693円の差があったが、今年は3947円の差に留まっており、地域差が大幅に縮小したことが分かる。
現在の志望業種を聞き、前年同月と比較したところ、いくつかの業種で志望割合の変化が見られたが、全体および文系で最も志望割合が増えたのは「住宅・インテリア」だった。
一方で、文理ともに最も減ったのは「鉄道・航空」で、文系女子・理系女子では「薬品・化粧品」、文系女子では「ホテル・旅行」も大きく減った。これらの業種はコロナ禍による影響が大きく、学生の志望業種の変更につながった可能性がある。
この調査は、2022年卒業予定の全国の大学3年生および大学院1年生を対象に、3月25日~3月31日にかけて、WEB上のアンケートフォームから入力する方法で実施。有効回答数は2309人(文系男子421人、理系男子593人、文系女子637人、理系女子658人)。
関連URL
最新ニュース
- プログラミング学習 8割が「興味あり」も「難しそう」が最大の学習障壁に =「プロリア プログラミング」調べ=(2024年12月12日)
- プログラミング言語別提示年収ランキング、2年連続Goが1位に =paiza調べ=(2024年12月12日)
- インヴェンティット、デバイス管理ツール「mobiconnect」が藤枝市役所で採用(2024年12月12日)
- 週休3日制で20代正社員が取り組みたいこと1位は「スキルアップや資格取得の勉強」=ジェイック調べ=(2024年12月12日)
- 日本数学検定協会、「すらら国際デジタル算数/数学コンテスト2024」で中1部門の優勝者に「SUKEN Award」を贈呈(2024年12月12日)
- デジタル人財の育成を目指す「AKKODiS高等学院」、2025年4月に開校(2024年12月12日)
- メディアナビ、AI文書チャット「LightPDF」がハリウッド美容専門学校に導入(2024年12月12日)
- Ubdobe、「遊びながら介護を学ぶボードゲーム」が千葉県内の中学で活用開始(2024年12月12日)
- 群馬大学 食健康科学教育研究センター、生物統計解析の手法を学ぶオンライン講座(2024年12月12日)
- 神戸大学とフューチャー、AIを活用した医療面接トレーニングアプリの開発を推進(2024年12月12日)