2021年6月2日
国際高等専門学校、サイエンス・コミュニケーションプロジェクト「データサイエンス基礎講座」開催
金沢工業大学・国際高等専門学校のサイエンス・コミュニケーションプロジェクトは6月3日、石川県立寺井高等学校の生徒を対象に、データサイエンス基礎講座を開催する。
美術部の生徒を対象とした講座は10時から15時に開催し、藤島悟志教授(高専)と同高専OBで同大学4年の廣瀬裕也さんが講師。遠隔授業システムZOOMを利用して人工知能などの技術でベースとなっているデータサイエンスについて説明する。当該プロジェクトの南出章幸教授(高専)と竹俣一也教授(大学)が現地でサポート役を務める。
講座(午前)はデータサイエンスとAI技術(機械学習)についての説明と、紙面上での機械学習演習を行う。PCだけの演習では仕組みがブラックボックス化されてしまい、AIを使った経験で終わってしまうため、高等学校の数学の知識で理解できる機械学習演習に手作業で取り組むことで、機械学習の理解を深める。
講座(午後)はPCを使った機械学習体験で、ニューラルネットワークの動作イメージを掴む演習と画像認識体験を予定。画像認識体験ではデータサイエンスとして重要なデータセットに注目した演習を行い、データセットの質による認識精度の違いから、機械学習のより深い理解につなげる。
サイエンス・コミュニケーションプロジェクトは「データサイエンスを学ぶ仲間づくり」のために、地域の中学生・高校生を対象にPCによる演習を含む実践講座を実践している。
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