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2021年6月29日

エデュテクノロジー、教育効果を可視化する新サービス「ICT×学びアンケート」をリリース

全国の教育現場へICT導⼊⽀援サポートを提供しているエデュテクノロジーは、教育効果を可視化するアンケート分析サービス「ICT × 学びアンケート」をリリースしたと発表した。


GIGAスクール構想で導⼊された端末の活⽤状況や、新学習指導要領で柱となっている「思考⼒・表現⼒」を分かりやすくレポート化し、新しい学⼒を育むための効果的な端末の活⽤や、授業デザインの再考に役⽴つ。

同アンケートは、今まで⾒える化しづらかった「思考⼒」や「表現⼒」の変容を明らかにする。多忙な状況が⽇常的に続くなか、児童・⽣徒の成長を見る術は限られている。成長をデータとして可視化することで、授業デザインに役⽴てたり、教育委員会や学校の共通課題を明確にするという。

新学習指導要領で柱の一つになっているのが「思考⼒・表現⼒」の育成だ。⾃ら考え、判断し表現する活動を通して、「理解していること・できることをどう使うか」という資質能⼒が求められている。また、現在GIGAスクール構想において、端末1人1台が実現され、端末を適切に活⽤するスキルに加え「思考⼒」「表現力」の育成がますます重要になっている。しかし、教員へのICT活⽤指導研修はまだまだ⾜りておらず、⾼度な活⽤ に関する指導については⾃信を持てない教員が多くみられるのが現状だという。

そのため同社では、「ICT × 学びアンケート」を⽤いて、児童⽣徒の思考⼒や表現⼒の変容を可視化。⼦どもたちの成⻑をデータとして認識し、授業のねらいや振り返りを意識する機会を提供する。

テストで評価できる「知識・技能」とは違い、「思考⼒・表現⼒」は、変化を把握しにくい学⼒だ。同アンケートは、放送⼤学の中川⼀史教授と⼤阪教育⼤学の寺嶋浩介准教授が、現場の教員と作成したアンケ ートを⽤いて、思考⼒・表現⼒を可視化。地域全体あるいは学校全体の現状を把握できる。また、分析結果を客観的に確認することで、エビデンスに基づいた好事例の収集や今後の活⽤⽬標作成、教員の授業⼒の向上に役⽴つ。

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