2021年8月5日
高校生の保護者の4人に1人が「学費が工面できるか不安」=マイナビ調べ=
マイナビは4日、同社の進学情報サイト「マイナビ進学」で、高校1~3年生の子どもを持つ40歳以上の男女1200人を対象に実施した「高校生の進路に関する保護者調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、子どもの進路選択や学校選びについて困っていることや悩んでいることを聞いたところ、「特に困っていることはない」が31.4%で、次いで「学費が工面できるか不安」が24.5%だった。
保護者の約7割が何かしらの悩みや不安を抱え、およそ4人に1人が「学費が工面できるか不安」と回答していることになる。
これまでに子どもと進学先の学費について話をしたことがあるかを聞いたところ、高校1年生の保護者は約4割、2年生の保護者は5割、3年生の保護者は7割近くが「ある」と回答。進学した場合の学費について親子で話し合う機会を持つ家庭が多いようだ。
また、子どもの進路選択・学校選びについてどのような情報が欲しいかを聞いたところ、「入試の種類について」44.7%、「学部・学科で学べる内容について」42.2%が多かった。
ほかにも、各学年の保護者の3割以上が「就職実績について」37.9%や、「学費のサポートやお金について」36.5%などの情報が欲しいと回答。
受験・入試に関する情報以外にも、在学中に発生する学費や卒業後の就職状況といった、勉学以外の事項も進路選択の上でポイントになっていることが分かる。
この調査は、高校1~3年生の子どもを持つ40歳以上の男女を対象に、7月16日~18日にかけて、「Webフォームでの回答」という形で実施。回答者は1200人(高校3年生の保護者400人、2年生の保護者400人、1年生の保護者400人)。
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