2021年8月17日
IIBC、2020年TOEIC「Speaking&Writing Tests」の結果を発表
国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)は16日、TOEIC Programを開発している「ETS」がまとめた2020年(1月~12月)の世界の「TOEIC Speaking&Writing Tests」(TOEIC S&W)の受験者スコアと受験者が回答したアンケート結果を発表した。
このデータは、世界における2020年のTOEIC S&W公開テストと団体特別受験制度の受験者が回答したアンケート結果をまとめたもので、Speaking TestとWriting Testの各最高スコアは200点だった。
また、 S&W国別平均スコアでは、年間の総受験者数が50人以上の国を掲載しており、日本の平均スコアはSpeaking114点、Writing133点だった。
「TOEIC S&W」は、日常生活やグローバルビジネスでの活きたコミュニケーションに必要な「英語で話す・書く能力」を測定するテスト。テスト開発機関「ETS」の認定を受けた複数の採点者が公平に採点し、合否ではなく、0点~200点までのスコアで評価する。
S&W受験者の特徴
■「TOEIC Speaking Test」
•学歴(最終学歴もしくは受験時在学)で最も多いのは「大学卒」または「大学在学中」で72%
•専攻で最も多いのは「工学」39%で、「教養学」は18%、「経営学」は15%
•英語学習期間が「4年以下」の受験者が多数を占める国は、エルサルバドル(97%)、パナマ(85%)、コスタリカ(59%)で、「10年超」の受験者が多い国・地域は、アルゼンチン(70%)、台湾(65%)、フィリピン(61%)、韓国(60%)、日本(55%)
•40%が英語学習の際に重要視する技能は4技能すべて「リスニング、リーディング、スピーキング&ライティング」と回答
•47%が英語でのやりとりに「時々」苦労すると回答
•受験目的は51%が「就職活動のため」、22%が「昇進・昇格のため」と回答
■「TOEIC Writing Test」
•学歴(最終学歴もしくは受験時在学)で最も多いのは「大学卒」または「大学在学中」で54%
•専攻で最も多いのは「教養学」26%で、「工学」は19%、「経営学」は17%
•72%が6年以上の英語学習経験有り
•31%が英語学習の際に重要視する技能は4技能すべて「リスニング、リーディング、スピーキング&ライティング」と回答
•43%が英語でのやりとりに「時々」苦労すると回答
•受験目的は、30%が「就職活動のため」、26%が「英語学習のため」、21%が「卒業に必要なため」と回答
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