2021年9月10日
「女子のスラックス制服」、4割の高校が導入し採用率NO1は長野県=CCCマーケティング調べ=
CCCマーケティングは9日、同社のソーシャルプロジェクト「学校総選挙プロジェクト」で、47都道府県の教育委員会の協力のもと、各都道府県立の全日制高校3205校を対象に実施した、「女子スラックス制服採用率調査」の結果をまとめ発表した。

同プロジェクトは、同社と「Tポイント・ジャパン」が取り組んでいる、中高生~20代の若者世代と政治・社会をつなぐソーシャルプロジェクト。今回、「“選べる制服”について考えるキャンペーン」の第3弾として、女子スラックス制服の採用率を調べた。
それによると、「女子スラックス制服」の日本全国での採用率は44.4%だった。都道府県別の採用率トップ5は、1位「長野県」(87.8%)、2位「滋賀県」(86.4%)、3位「神奈川県」(84.3%)、4位「千葉県」(77.3%)、5位「大阪府」(75.2%)。
その一方で、青森・愛媛・岩手の3県では、「女子スラックス制服」の採用率が10%を下回っていた。
今回の「女子スラックス制服」採用率調査では、制服が指定されている学校のうち、女子スラックスが制服として用意されている学校の割合を導き出した。
また、トランスジェンダーの生徒が実質的なカミングアウトになることを避けるため、「異装届」や「特別な理由の提出」が必要な学校、「男子生徒の制服を着用する」ことになる学校は「採用なし」として集計した。
この調査は、各都道府県立の全日制高校3205校を対象に、6月21日~9月5日にかけて、①各学校の校則から集計、②教育委員会が保持・調査結果の情報提供、③各高校への電話・メールでの問い合わせ、の3つのうちのいずれかの方法で実施した。
関連URL
最新ニュース
- システム ディ、秋田県教育委員会が「School Engine Web出願システム」を導入(2025年12月5日)
- ICT教材「すらら」、不登校支援で導入自治体数・ID数ともに過去最高を記録(2025年12月5日)
- ガイアックス、石川・富山・福井の小中高校に起業家教育の講師を無償派遣(2025年12月5日)
- 計算力は高いのに自信のない日本の子どもたち、小4・中2国際調査からわかった意識と実力のギャップ =スプリックス教育財団調べ=(2025年12月5日)
- 就活生の67.4%が「資格は就職に有利になる」と回答 =Synergy Career調べ=(2025年12月5日)
- 保護者の4割以上が学童保育に「勉強」と「安心」の両立を要望 =NEXERとHokally調べ=(2025年12月5日)
- 大学受験、保護者が最も不安を感じるのは「高3の秋~冬」=塾選調べ=(2025年12月5日)
- テックタッチ、早稲田大学が独自の出張申請システムに「テックタッチ」導入(2025年12月5日)
- 次世代ロボットエンジニア支援機構、「女性エンジニアの増加」目指しロボット・AI教材普及のクラファンを開始(2025年12月5日)
- 小中生向けプログラミング教室「CodeCampKIDS」、Scratchプログラミングコースをフルリニューアル(2025年12月5日)













