2021年9月13日
23年卒の約半数が「DXを推進する企業」は志望度が上がると回答 =学情調べ=
学情は9日、2023年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、就職活動、今回は特に「DX」に関してインターネットアンケートを実施し、結果を公表した。
就職活動において、「企業がDXを推進していることを知ると志望度が上がる」と回答した学生が49.6%に上った。約半数は、DXに取り組む企業に好感を持っていることが分かる。「企業の成長には、DX推進が不可欠だと思う」「デジタル技術やデータを駆使することで、よりニーズに合ったサービスが提供できると思う」などの声が挙がった。一方、「実際にどのようなDXに取り組んでいるのかによって、志望度は変わる」といった指摘も寄せられており、取り組みの中身に注目する姿勢も浮き彫りに。
就職活動において、企業のDXに関する取り組みを「意識する」と回答した学生が35.1%に上った。「デジタル強化は不可欠だと思う」「企業がDX推進にどのように取り組んでいるかを知ることで、企業がどの事業分野を強化しようとしているか推し量れると思う」といった声が寄せられており、関心の高さが伺えるという。
DXに関するスキルや知識について、74.1%の学生が「身に着けたい」と回答。「今後必須のスキルになると思う」「デジタル領域に強いと、仕事の選択肢が増えると思う」といった声が挙がっており、自身の選択肢を増やすためにも、DX関連のスキルや知識を習得したいと考えていると推察される。
この調査は、「あさがくナビ2023」へのサイト来訪者を対象に、8月16日~9月2日にかけてWeb上でのアンケートを実施。有効回答数は467人。
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