2021年9月13日
ODKソリューションズ、大学横断型受験ポータルサイト「UCARO」ユーザの8割が「満足」
ODKソリューションズは、同社の大学横断型受験ポータルサイト「UCARO(ウカロ)」のユーザ約1万3000人を対象に実施した調査の結果をまとめ、10日に発表した。
同サイトは、出願から入学手続までの入試業務を一本化し、大学と受験生をダイレクトにつなぐ大学横断型受験ポータルサイト。2016年のリリース以来、現在では77大学が利用。
今回のユーザ調査によると、「満足」と回答したのが44.1%で最も多く、以下、「やや満足」31.5%、「どちらともいえない」20.4%、「やや不満」2.9%、「不満」1.1%と続いており、約8割のユーザが「満足」していることが分かった。
「満足」している理由については、1度同サイトにログインすれば複数の大学・入試制度の受験情報が確認できることから、受験生にとって利便性が高いことが評価された。
同サイトで利用されている機能について調べたところ、出願状況が受験一覧で確認できるほか、個人情報入力が一度で済むことから、受験票照会、合否照会や入学手続などに活用されていることが分かった。受験票・合格通知書・振込依頼書をPDFで出力する機能も人気だという。
「大学からのメッセージ機能に満足しているか」との質問には、約8割が「満足」と回答。
また、同サイトの「PDF機能」を利用した受験生は76.1%で、多くが利用していることが分かった。同機能は受験票・合格通知書・振込依頼書をPDFで出力する機能で、書類郵送の省力化・費用削減を実現でき、受験生は郵送にかかるタイムラグが解消される。
同サイトを利用して出願した大学数を聞いたところ、「1校」48.8%、「2校」27.3%、「3校」14.4%、「4校以上」9.5%となっており、同サイトユーザの受験生の半数以上が同サイトを使って複数校に出願していた。
この調査は、同サイトの利用者(2021年度入試の出願者)を対象に、4月20日~5月20日にかけて、インターネットリサーチで実施。サンプル数は1万2944人。
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