2021年9月15日
不登校要因の64%は大人だけで対応が可能=キズキ共育塾アンケート調査=
キズキは14日、同社が運営する不登校・ひきこもり・中退者向け学習塾「キズキ共育塾」の生徒・講師・スタッフ118人を対象に実施した、「不登校に関するアンケート」調査の結果をまとめ発表した。
それによると、現在、不登校または学校への行き渋りがあるか(現在学生ではない人は学生時代に不登校または学校への行き渋りがあったか)を聞いたところ、「ある(あった)」が56.3%、「ない(なかった)」が43.7%という結果だった。
学校の何が変われば学校へ行くのが楽になるかを質問したところ、1位は「同学年の生徒との人間関係」57.6%(68人)、2位は「教師」48.3%(57人)、3位は「先輩・後輩との人間関係」「時間割」の24.6%(29人)だった。
不登校の要因の1位「同学年の生徒との人間関係」は、文部科学省が毎年発表している「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」の不登校の要因で報告されていた通りの結果だった。
2位の「教師」、4位の「時間割」23.7%(27人)、5位の「運動会などの体育系行事」22.9%(22人)などは、大人が子どもたちの声に向き合い、対応することが可能。
また、今回の選択肢の中で、大人による変更・介入が可能そうな項目は12個あり、全体の64.1%を占めている。つまり、不登校の要因の64%は、大人だけでも対応できるという。
この調査は、「キズキ共育塾」の生徒・講師・スタッフ計118人を対象に、今年8月、インターネット(グーグルフォーム)で実施。
関連URL
最新ニュース
- iTeachers TV 2022 夏休みスペシャル 夏休み特別企画 3ミニッツ祭り (第1回)(2022年8月10日)
- 実社会見据えた汎用スキル育成、Chromebook でできることは他の端末でもできる! / 近畿大学附属広島高等学校・中学校東広島校(2022年8月10日)
- 学研、12年ぶりの復刊第1号『学研の科学 水素エネルギーロケット』発売後即重版(2022年8月10日)
- マウスコンピューター、四国大学の「TAG-RI-BA STUDIO」にゲーミングパソコンを協賛(2022年8月10日)
- ICT教材「すらら」「すららドリル」、経産省「EdTech導入補助金」に追加採択(2022年8月10日)
- 文京学院大学、「ブレイキン&大学の魅力を追求 スペシャルトークセッション」公開(2022年8月10日)
- 厚生労働省、「こころの宅配便【第2便】」は摂食障害(2022年8月10日)
- すららネット、無料オンラインセミナー「学校現場のトランスフォーメーション」17日開催(2022年8月10日)
- ワオ高校、キャリアデザイン講義「中高生でも社長になれる!」開催(2022年8月10日)
- 日本IMS協会、「IMS Japan Conference 2022」25~27日にオンライン開催(2022年8月10日)