2021年9月16日
有明高専、マッチングラボ第2弾「センシングモジュール統合設計ラボ」設立
有明工業高等専門学校(福岡県大牟田市)は15日、マッチングラボ第2号として「センシングモジュール統合設計ラボ」を設立したと明らかにした。
同校の地域共同テクノセンターでは、新しい産学連携の仕組みとして「マッチングラボ」制度を創設。高専内に専用の研究室を設けて、企業名およびラボ名を学内に掲示し、2年間の継続した研究を行っている。マッチングラボでは教員・学生グループと企業のエンジニアが連携して研究を推進し、研究だけでなく人材を育成を目的としている。
このたび、佐賀エレクトロニックスと連携し「センシングモジュール統合設計ラボ」を設立した。研究期間は2021年5月1日~2023年4月30日。静電気対策のためのセンサモジュールを佐賀エレクトロニックスと共同で開発し、その過程で、機構設計、電気回路設計、ソフトウェアを統合的に設計できる人材の育成を目指す。学生がセンシングモジュールを題材として回路設計やプログラミングだけでなく、センシングに必要な部品の機械加工までを行う。
最近ではさまざまな分野の技術を複合して開発することが増えてきており、同校では複合分野の知識を持つ人材育成が、日本の技術力向上のためにも重要な課題であると考えている。
関連URL
最新ニュース
- iTeachers TV Vol.448 東京学芸大学附属小金井小学校 小池翔太 先生(後編)を公開(2025年3月26日)
- COMPASS、AI型教材「キュビナ」の学習データを滋賀・長浜市の教育ダッシュボードへ連携(2025年3月26日)
- 近大工学部と東広島市教委、教育連携に関する覚書を締結 不登校児童・生徒支援などめざす(2025年3月26日)
- 大阪経済大学と奈良県香芝市、「包括連携協力に関する協定」を締結(2025年3月26日)
- 生徒数29万人、10年前から6割増、高校生の約10人に1人が通信制課程の生徒に =リクルート調べ=(2025年3月26日)
- デジタルバッジの認知度、「社会人」26%、「学生」20% =デジタル・ナレッジ調べ=(2025年3月26日)
- JDLA、「2025年 第2回 G検定」の開催結果を発表 合格率は74.61%(2025年3月26日)
- イー・ラーニング研究所、「教育トレンドトピックと教育現場の変化に関する意識調査」(2025年3月26日)
- エージェント、私立学校に支援員を派遣してICT活用をサポート(2025年3月26日)
- NTT東、中2生120人に「認知症との共生社会をデザインする」探究学習プログラムを実施(2025年3月26日)