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2021年10月6日
「母子モ 子育てDX」、「小児予防接種サービス」が千葉県市原市で全国初の提供開始
エムティーアイは1日、乳幼児期の予防接種に係る手続きをオンライン化支援する『母子モ 子育てDX』の「小児予防接種サービス」が、千葉県市原市で導入され11月1日から運用を開始すると発表した。同サービスは、同社の子会社である母子モが運営する母子手帳アプリ『母子モ』が提供するもので、導入されるのは全国では初めて。
同市は、ICTを活用した支援策として4月から母子手帳アプリ『母子モ』を導入。『いちはら♡子育て応援アプリ』として提供している。今回、『母子モ』を通じて、予防接種に必要な予診票の記入や提出などの手続きをオンライン上で完了することが可能な「小児予防接種サービス」を開始。子育て世帯への負担軽減と、自治体や医療機関の煩雑な事務作業の高度化を支援する。
同サービスは、ICTを活用し自治体の子育て事業のオンライン化を支援することで、環境の変化に合わせた新たな子育て支援の仕組みづくりや、より便利で安心・安全な子育て環境の実現をサポートするサービス。同市では、「いちはらっこを優しく育む、みんなの笑顔が輝くまち」を基本理念とし、子育て世帯の笑顔があふれるまちづくりを進めている。2020年からはICTなどを活用し持続可能なまちづくりを推進するスマートシティ計画に取り組み、その一環として同アプリを『いちはら♡子育て応援アプリ』として提供している。
今回、同市では全国に先駆けて、オンライン上で「小児予防接種の予診票の記入や手続き、接種結果の入力などが可能となる『母子モ 子育てDX』の「小児予防接種サービス」の提供を開始する。同サービスにより、これまで手書きだった小児予防接種の予診票の記入にかかる手間を改善し、自治体・医療機関においても、予防接種に係る業務のオンライン化を実現することで事務処理の煩雑さの軽減が期待できる。
同サービスは、自治体から配布される専用QRコードを読み込むだけで、『母子モ』のアプリ上で予診票の入力と医療機関への提出が可能となるもの。複数接種する場合は予診票へ一括入力が可能なほか、煩雑な予防接種スケジュールを自動で一覧作成できる機能もあり、接種間違いのリスク軽減や予防接種に係る手間を大幅削減し、忙しい子育て世帯をサポートする。同市では、10月上旬より住民に専用QRコードを配布、11月1日から運用を開始する。
また、予診票による管理や処理をオンライン上で可能にすることで、自治体では予診票のチェックや健康管理システムへの入力作業などの手間が大幅に削減され、医療機関では、自治体への請求処理を電子記録された予診票を基に生成することなどが可能となり、小児予防接種にかかる事務作業の簡便化・高度化を実現する。
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