2021年10月7日
武庫川女子大学附属図書館、NTTドコモのAI顔認証入退管理システムを導入
武庫川女子大学附属図書館は5日、COVID-19対策を含むリスクマネジメントの強化と、生涯学習支援のさらなる充実のため、NTTドコモのAI顔認証入退管理システム「SAFR」を導入したと発表した。
大学図書館は、学生の教育や教員・大学院生の研究を支援するだけではなく、生涯学習の場としても欠かせない施設になっている。同大学では現在、中央図書館を西宮市内在住・在校の中学・高校生のほか、同大学の卒業生、西宮市教育委員会の教職員、連携協定校など学外にも一般開放している。
これまで学外者は共用カードをゲートの読み取り機にかざし入退館していたが、滞在履歴までは把握できていなかった。新型コロナウイルス感染拡大を受け、図書館では徹底した感染防止を図り、さらにより広くリスクマネジメントを強化するためにも、利用者の詳細な把握が課題になっていた。
そのような背景から、このたびの顔認証システムが導入された。それにより感染防止だけでなく、地震や火災発生時などの緊急事態においても、館内の滞在状況が即座に確認できるようになった。
SAFRはRealNetworksが開発した顔認証ソフトウェアで、機械学習によってマスクをした状態でも認証が可能。同図書館ではこのデータから利用状況を分析し、より高度な学習環境の構築や生涯教育の施策の実現を目指す。
関連URL
最新ニュース
- Barbara Pool、渋谷区教委が小・中学校の探究を集約する「My探究」サイトを公開(2025年12月24日)
- 「マイナビ 2027年卒 インターンシップ・キャリア形成支援活動に関する企業調査」結果発表(2025年12月24日)
- 山形市、高校生のAI学習を支援する「ガバメントクラウドファンディング」開始(2025年12月24日)
- 「第11回関西教育ICT展」出展企業募集中 説明会動画を公開(2025年12月24日)
- 鎌倉女子大学短期大学部、授業の一部をオンデマンドで受けられる「DX時間割」来春導入(2025年12月24日)
- ドローンショー・ジャパン、高校生ドローンレーサー山本悠貴選手「WTW全国大会2025」2連覇(2025年12月24日)
- ユードム、小学生向けプログラミング大会「ユードムチャレンジカップ2025」に特別協賛(2025年12月24日)
- 丸文、AIコミュニケーションロボ「Kebbi Air」の教育市場への本格参入始動(2025年12月24日)
- SCC、全国の学生927人が参加した「アプリコンペ2025」の受賞作品を決定(2025年12月24日)
- Google for Education、「生成AIの『普段使い』で実現するこれからの教育現場」2月開催(2025年12月24日)











