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2021年10月28日

アドビ、Adobe MAX 2021で次世代Adobe Creative Cloudを発表

アドビ(米国)は26日、世界最大のクリエイティブ カンファレンスAdobe MAX 2021を開催、Adobe Creative Cloudの主要アプリケーションの大幅なアップデートと併せ、新たなコラボレーション機能の導入により、学生、ソーシャルメディアクリエイター、クリエイティブプロフェッショナルなど、世界中の何百万人ものユーザーのクリエイティビティを新次元へと解放するイノベーションの数々を発表した。


同カンファレンスでは、同社の人工知能(AI)と機械学習のプラットフォームであるAdobe Senseiを搭載したAdobe Creative Cloudの主要アプリケーションが大幅にアップデートされたほか、Frame.ioの買収による動画制作プロセスの加速化および、3Dの強化と没入型体験におけるオーサリング機能を追加。また、「Adobe Creative Cloud カンバス」や「Adobe Creative Cloud スペース」といった、Adobe Creative Cloudでのコラボレーション機能のお披露目および、Adobe Photoshop web版、Adobe Illustrator web版を発表した。

また、同社が主導する「コンテンツ認証イニシアチブ(Content Authenticity Initiative)」の一環として、Adobe Photoshopに「コンテンツ クレデンシャル(Content Credentials)」機能を導入。これは、コンテンツを制作した人のプロフィールと編集履歴を作品に埋め込むことで、クリエイターが作品の作者として確実に認知されるようにする機能で、希望する人は誰でも利用できる。同機能は、NFTマーケットプレイスでも表示されるようになる。さらに、同社が運営するソーシャルプラットフォームであるBehanceにサブスクリプションモデルを導入し、自分の作品をプレミアムコンテンツとして公開し、有料サブスクリプションとして対価を得ることができるようになった。

同カンファレンスには、渡辺直美 (お笑い芸人)、佐藤可士和(クリエイティブディレクター)、林 響太朗(映像監督、写真家)の各氏をはじめ、多方面で活躍するクリエイターや起業家が参加。また、グローバルからはホセ アンドレス(Jose Andres)、リズ アーメッド(Riz Ahmed)、ザジービーツ(Zazie Beetz)、ブライアン クランストン(Bryan Cranston)、アーロン ポール(Aaron Paul)、ヘンリー ゴールディング(Henry Golding)、ケイシー ネイスタット(Casey Neistat)、ティルダ スウィントン(Tilda Swinton)、ヤング サグ(Young Thug)、クロエ ジャオ(Chloe Zhao)、イマジン・ドラゴンズ(Imagine Dragons)の各氏が参加している。さらに、エミー賞を受賞したコメディアン兼プロデューサーのキーナン トンプソン(Kenan Thompson)氏が、Adobe Labsで開発中の最先端テクノロジーの舞台裏を紹介するセッション「MAX Sneaks」のホストを務める。400以上のセッションやラボ、29時間のグローバルコンテンツを用意。参加者にインスピレーションと学びの機会を提供した。

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