2021年11月2日
NTTPC×埼玉・久喜市、「バイタル情報を学びに生かす」実証実験を開始
NTTPCコミュニケーションズ(NTTPC)は1日、埼玉県久喜市教育委員会と共同で、同社の安全・健康管理システム「みまもりがじゅ丸」のバイタル情報を活用して、学び場における「個別最適な学び」の実現に向けた日本初の実証実験を行うと発表した。
同市教委では、教師の「経験による見取り」だけでなく、客観的なデータを活用することで、子どもたちの「学びの質」を高め、「学びに向かう力」を効果的に育むことで、「個別最適な学び」を実現するための検証を始めることを決定。
そこで、「みまもりがじゅ丸」のバイタル情報から得られる客観的なデータを、今回の実証実験で活用していくことにした。
同実験で、同市教委は、研究校の選定、分析されたバイタル情報と、授業風景を時系列に分析。またNTTPCは、バイタル情報を計測する仕組みを「みまもりがじゅ丸」で提供するほか、匿名化されたバイタル情報を専門家の協力で分析する。
実証実験の概要
実施期間:11月中旬~2022年3月末まで(予定)
研究校:埼玉県久喜市立鷲宮中学校
実施内容:
①データの収集
・「みまもりがじゅ丸」を活用して、授業中の子どもたちのバイタル情報を取得
・久喜市教育委員会が授業風景を動画撮影
②データの分析と展開
・計測したバイタル情報から子どもたちの集中度合いなどを客観的に取得し、撮影した動画情報と合わせ、時系列比較などで分析を行う
・得られた分析結果から、子ども達にどのような支援が必要だったのか教師にフィードバックし、個々の生徒に応じた適切な対応を今後の学習へ生かすなどの展開を行う
関連URL
最新ニュース
- 20代の「仕事と学歴」に対する意識調査 =Personal調べ=(2024年11月21日)
- 共働き家庭の子どもの教育、「母親主導」51.4%、「夫婦共同」33.5%、「父親主導」13.9%=明光義塾調べ=(2024年11月21日)
- マイナビ、高校生向け探究学習サイト「Locus」を全国の高校へ4月から無償提供(2024年11月21日)
- チエル、全日本教育工学研究協議会全国大会(JAET)東京都港区大会に出展(2024年11月21日)
- 明治学院大学、生成AIで個人の「顔表情からの感情推定」を可能に 学生グループが受賞(2024年11月21日)
- 高度人材育成機構、「DX認定企業調査報告書 2024年版」公開(2024年11月21日)
- ISEN、「令和5年度学校・教育機関における個人情報漏えい事故の発生状況」調査報告書を公表(2024年11月21日)
- プログラミング教育「HALLO」、年長~中学生対象の「冬期講習会」を開催(2024年11月21日)
- CKCネットワーク、「出席扱い制度オンライン説明会」12月に開催(2024年11月21日)
- ワオ高校、通信制高校で海外を目指す 海外大学進学セミナー 23日オンライン開催(2024年11月21日)