2021年11月8日
JST、「第9回科学の甲子園ジュニア全国大会」分散開催を決定
科学技術振興機構(JST)は、12月3日から5日に兵庫県姫路市での開催を予定していた「第9回科学の甲子園ジュニア全国大会」を、12月3日に各都道府県会場で分散開催とすることを決定したと発表した。
同大会では当初、全国の代表チームが姫路市の会場に集合して競技(筆記と実技)を行う予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大防止を考慮して、開催形式を各都道府県の会場での分散開催とし、筆記競技のみを行うこととした。競技は、通常の全国大会と同様、公正性担保のため各会場に競技監督者を配置して行い、優秀な成績を収めたチームには、文部科学大臣賞以下企業賞などが授与される。
同大会には、各教育委員会が実施した都道府県大会で選出された47の代表チームが6人1チームで参加し、理科・数学などの複数分野にわたる筆記競技に取り組む。なお、各地での代表選考には、総計2万4千070人の生徒がエントリーした。
「筆記競技」は、理科・数学などの複数分野において、実生活・実社会との関連、融合領域に配慮した出題とし、生徒の修得済みの知識に加え、競技に必要な新たに示された情報を統合することで課題を解決する。各都道府県の競技実施場所で、事前に都道府県教育委員会に送付する問題用紙、解答用紙を用いて、都道府県教育委員会による競技監督の下、筆記競技を実施する。成績点数の合計によって優勝チームを決定し表彰する。優勝チームに文部科学大臣賞を授与するほか、成績上位チームについても表彰する。
競技は筆記競技のみだが、実技競技の体験を目的とした体験実技の課題を提供。また、 オンライン交流ツールを用い、選手同士の交流促進も行う。
同大会は、科学技術振興機構が、科学好きの裾野を広げるとともに、未知の分野に挑戦する探究心や創造性に優れた人材を育成することを目的として、全国の中学生が都道府県を代表して科学の思考力・技能を競う「科学の甲子園ジュニア全国大会」を創設。
科学の甲子園ジュニアは、理科、数学などにおける複数分野の競技に協働して取り組むことを通じて、全国の中学生が科学の楽しさ、面白さを知り、科学と実生活・実社会との関連に気付き、科学を学ぶことの意義を実感できる場を提供している。
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