1. トップ
  2. データ・資料
  3. 日本女子大、学生広報組織が「就活・働くことについてのアンケート」を実施

2021年12月17日

日本女子大、学生広報組織が「就活・働くことについてのアンケート」を実施

創立120周年を迎えた日本女子大学は16日、今年7月に発足した学生広報組織「JWU PR アンバサダー」のマーケティング・リサーチチームが、同大の在学生468人を対象に実施した、「就職活動・働くことについてのアンケート」の結果をまとめ発表した。

それによると、「就活で不安なこと・困ったこと」について質問したところ、「内定をもらえるのか不安」という回答が最も多かった(「あてはまる:81.8%」「どちらかというとあてはまる:14.1%」合わせて95.9%)。

「その他の就活生の活動状況がわからない」という不安に対しても9割以上の学生が、「あてはまる」と回答(「あてはまる:62.8%」「どちらかというとあてはまる:27.4%」合わせて90.2%)。

次に、「就職志望先の企業を選ぶときに重要視するポイント」を聞いたところ、1位「安定している」(69.4%)、2位「自分のやりたい仕事ができる」(65.0%)、3位「給料・ボーナスが良い」(45.9%)という結果だった。

学年別に見ると、1位と2位の回答はどの学年でも変わらず重要視されていたが、3位の「給料・ボーナスが良い」については、学年が上がるにつれて、重要度が下がっていく傾向が明らかになった。

1年次が53.1%であるのに対して、2年次は50.5%、3年次は46.5%、4年次は32.4%となり、1年次と4年次を比較すると20.7%の差がみられた。

「企業選びの際に企業のSDGs活動を意識するか」という質問に対しては、「意識する」(14.7%)、「どちらかというと意識する」(50.6%)と、65.3%の学生が企業のSDGs活動を意識すると回答。

その理由については、「多様な価値観を認めていそう」(46.4%)、「企業イメージが良い」(33.5%)、「女性が働きやすそう」(29.5%)、「企業の社会的役割を重視する」(29.5%)という声が上位にあがった。

既に就活を経験した学生に、これから就活に臨む後輩へのアドバイスについて質問したところ、「SNSはそんなに見なくていい!気持ちは強く持って他人と比べない!」、「早め早めに動いて損はない。周りの目を気にせず自分のペースで焦らず!」といった、「周りの人と比較しないことが重要」というアドバイスが寄せられた。

また、最も多くあげられた言葉は「ガクチカ」(学生時代に力を入れたこと)で、「違うジャンルのガクチカを3つ作って綺麗にわかりやすく話せる準備をしておくと良い」、「自己分析と自分が何をしたいかは大学1年から考えていくべき」などのアドバイスが寄せられた。

「オンライン就活では、オンラインマナーを気にしているか?」と聞いたところ、「気にしている」(56.2%)、「どちらかというと気にしている」(32.0%)を合わせて88.2%の学生がオンラインマナーを気にしていることが分かった。

学年別で見ると、「気にしている」と回答した3年次は44.0%だったのに対して、4年次は66.0%が「気にしている」と回答。就活を一通り経験した4年次の方がオンライン就活におけるマナーを強く意識していることが明らかになった。

具体的なオンラインマナーについては、「話す時は、『相手の目』ではなく『カメラ』を見て話す」、「他の人が発言している時は、自分自身をミュートにして、ハウリングを避ける」などの対応があげられた。

また、オンライン就活の流れを受けて、9割以上の学生が就活に「パソコン」が必要だと回答し、4割以上の学生が「リングライト」(LED美顔ライト)や「ヘッドセット/マイク/スピーカー」などのパソコン周辺機器もあると便利だと回答。

最後に、「日本女子大学は就職に強い大学だと思うか?」と質問したところ、「そう思う」(22.9%)と、「どちらかというと思う」(60.5%)を合わせて83.4%の学生が「日本女子大学は就職に強い大学である」と回答した。

この調査は、日本女子大学の在学生を対象に、11月8日~18日にかけて、インターネットで実施。回答数は468人(学部1年次128人/2年次105人/3年次127人/4年次105人/大学院2年次3人)。

関連URL

調査結果の詳細

日本女子大学

自律的な学習者への第一歩に 自己効力感の向上 活用事例多数紹介 すらら 活用事例のご紹介
ユーバー株式会社

アーカイブ

  • ICT要員派遣はおまかせ! ICTまるごとサポート 詳細はこちら
  • 事例紹介作って掲載します。 ICT教育ニュースの楽々 事例作成サービス