2022年1月24日
塾通いの子を持つ親、48.7%が「クラスター発生」を不安視、78.4%が「空気の見える化」を期待=UPDATER調べ=
UPDATERは、塾に通う子を持つ親111人を対象に実施した、「学習塾のコロナ対策の実態調査」の結果をまとめ、21日に発表した。
それによると、「子どもが通っている学習塾のコロナ対策について理解しているか」と質問したところ、「十分に理解している」45.1%、「やや理解している」32.4%で、8割近く(77.5%)の親が子どもが通っている学習塾のコロナ対策について理解していた。
「あまり理解していない」は17.1%、「全く理解していない」は5.4%だった。
学習塾ではどのようなコロナ対策をしているかを聞いたところ、「手指消毒用アルコール設置」69.5%、「室内換気の励行」が55.2%、「先生・生徒のマスクの着用、手洗い徹底、登校前の検温」54.3%だった。
このほか、「空気改善機器による対策」49.5%、「机・手すり・トイレなどのアルコール消毒」44.8%、「フィジカルディスタンス(ソーシャルディスタンス)の確保」36.2%、「アクリルパーテーションの設置」35.2%、「オンラインツールの活用」21.9%などもあった。
また、「生徒の時間をずらしている」や「休み時間を長くして、換気している」など61件の自由回答も寄せられた。
「子どもが通っている学習塾のコロナ対策は十分だと思うか」と質問したところ、「かなりそう思う」が18.9%、「ややそう思う」が57.7%で、「あまりそう思わない」は18.9%、「全くそう思わない」4.5%だった。
「子どもが通う学習塾での感染リスク/クラスターの発生を不安に感じるか」と聞いたところ、「かなりそう思う」が12.7%、「ややそう思う」が36.0%で、約半数の親が「感染リスク/クラスターの発生」を不安視していた。
「あまりそう思わない」は42.3%、「全くそう思わない」は8.1%だった。
「空気質の数値化など“空気の見える化”を行うことで、子どもが学習塾で安心して過ごせる空気環境になることを期待するか」と質問したところ、「かなり期待する」が23.4%、「やや期待する」が55.0%で、8割近く(78.4%)の親が「空気の見える化」を期待していることが分かった。
一方で、「あまり期待しない」18.9%、「全く期待しない」2.7%という回答もあった。
「子どもが通っている学習塾のコロナ対策に対する感想」などを尋ねたところ、「もう少し時間帯区分をして、教室内の人数を減らしてもよいと思う」、「大変な中、気を遣ってもらっていると思う」、「換気をしっかりとしてほしい」、「完璧ではないので不安」など65件の自由回答が寄せられた。
この調査は、塾に通う子を持つ全国の親111人を対象に、2021年12月16日〜18日にかけて、インターネットで実施した。
関連URL
最新ニュース
- 小4~中3の不登校生徒を持つ保護者の5人に1人が「望まない離職をした」=SOZOW調べ=(2024年10月22日)
- NIJIN×福山市、不登校小中学生への支援にメタバース・コンテンツのトライアル運用を開始(2024年10月22日)
- ZIAI×柏市教委、生成AIを活用して児童生徒の悩みを早期発見・解決するモデル実証を開始(2024年10月22日)
- 東京・港区、スマホ区役所で「まちの子育てAIパートナー」の提供を開始(2024年10月22日)
- プラス・エデュケート、外国人の子どもに日本語を教える指導者育成コミュニティ「FOR+ゼミ」開始(2024年10月22日)
- サイバネット、大阪成蹊大学で「企業等連携PBL授業」を実施(2024年10月22日)
- 日本ディープラーニング協会、「高専生の事業創出コンテスト」1次審査結果を発表(2024年10月22日)
- Gakken、「パソコン×自由研究コンテスト2024」の最優秀賞を決定(2024年10月22日)
- 駿台TOMAS、小学生を対象としたプログラミング教室「プロクラ」を開校(2024年10月22日)
- 海外子女振興財団、宇宙飛行士・山崎直子氏と「地球の問題を学ぶ」イベント開催(2024年10月22日)